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建築ブログ

08.09 | 地下室・地下車庫, 混構造(木造+RC)

地下室・地下車庫のある家@小田原 続報

7月3日に初めてご紹介させていただいた『地下室・地下車庫のある家@小田原』。

前回は、建柱車でH鋼を埋め込む穴を開けているところまでご紹介いたしました。

 

電柱を埋め込む時にも活躍します

建柱車

工事が進んでいます。

建柱車であけた穴にH鋼を入れていきます。

 

DSCF7295

H鋼が打ち込まれた現地

でも、建柱車のドリルであけた穴に入れるだけでは、グラグラと安定しません。

キリで穴をあけ、釘の先を安定させてハンマーで叩くのと同じように、H鋼も上から叩く必要があります。

 

DSCF7298

モンケン

その模様が上の写真です。

H鋼の凹に棒を固定し、モンケン(重り)が上下して杭打ちします。

建柱車のスクリュー(オーガーといいます)で先行掘削し、このようにモンケン打撃をして固定する方法を

オーガーモンケン工法といいます。

 

それにしても・・・

敷地の中央部分にH鋼を打つのは、どういうことでしょう?

 

通常山留めは、地下を掘る周囲に行いますので、地下部分を囲むようにH鋼も打設するはず。

 

山留めを支えるH鋼

山留めを支えるH鋼

今回の現場は、隣地との高低差が5m程もある上、それほど硬い地盤ではありませんでした。

配筋を組んでコンクリートの工事が完了すれば問題はないのですが、工事中は土がむき出しになりますし、

ゲリラ豪雨等がこないとも限りません。

そこで、万全の体制で臨むために、内側に杭を打って写真のように山留めを支えています。

 

 

DSCF7368

砕石敷き込み完了

土を荒らさないように優しく掘りながら、15cm厚分の砕石を敷き込み、防湿シートで覆います。

山留めの上部も、ビニールシートで覆います。こちらは雨対策です。

捨てコン

捨てコン

ようやく捨てコン打設までたどり着きました。

これより地下の配筋、コンクリートの打設工事に入っていきます。

 

工事は進みます。

 

 

 

 

 

 

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