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建築ブログ

06.30 | 地下室・地下車庫, 混構造(木造+RC)

完成間近 地下室地下車庫のある家@田園調布

早いもので2016年も半分来てしまいました。

日数的には今日6月30日が182日目で、今年はうるう年ですから、明日7月1日の183日目を
終えると、折り返すことになるわけですが。

ま、そんなことはどうでもいいですが、今年は後半戦も忙しくなりそうです。

気合を入れてまいりましょう。

 

さて、そろそろ完成を迎える『地下室地下車庫のある家田園調布』。

写真が上がってまいりましたのでご紹介しましょう。

外観

外観

田園調布という土地柄、建築制限が非常に厳しい地域です。

だからこそ、好環境が保たれるわけですが、隣地との空間がすごく空いているでしょ?

民法の決まりだと、隣地境界線から建物までは50cm離すことが決められています。

ところが、この日本有数の高級住宅街では、50cmなどでは到底許されません。

こちらの建物、北西の軒先から隣地境界まで132.5cmもあけています。

お互いにそれだけ離れれば、車一台ゆうに通れるほどの空間が取れます。

それだけ建物を建てられる面積が侵食されてしまうわけですが、
陽あたりは申し分ないので『いってこい』というところでしょうか。

 

さて、こちらの外壁。アップにしても梅雨空なのでわかりにくいのですが、

塗り壁

塗り壁

塗(ぬり)の質感が深みのある表情を見せています。(天気がいいともっといい感じに見えます)

こちら愛媛県西条市の壁材メーカー、フジワラ化学株式会社のジュラクペンアートという商品です。

ホテルモントレ大阪等の三ツ星ホテルにも使われている意匠性の高い素材です。

それでいて水を通しにくく、透湿性のある塗膜を形成し、防カビ防藻性も高く汚れにくい素材です。

 

室内は

室内は

わかりにくいと思いますが、室内はプラネットジャパンのマーブルフィール。

ドイツのクライデツァイト社がつくる天然塗り壁材(ドイツ本漆喰)です。

天井がウエットな感じでやや光っていますよね。塗り壁ならではの仕上がりです。

コンセント

スイッチ

塗り壁であることがもっとわかりやすい写真がありました。

スイッチの穴の左側に壁材の厚みが感じられますよね。

天然の塗り壁の良さは、なんといっても調湿性。梅雨時は湿気を溜め込み、乾燥する冬場は吐き出します。

このドイツ本漆喰は、強アルカリ性のため、カビにくいので浴室にも使えるそうです。

階段

階段

こちらの階段は、左側が地下と1階、右側が1階と2階をつないでいます。

2枚の建具(引き戸)の中央が透ける素材になっていますが、左の下、右の上側に正方形の
穴が透けて見えますよね?

裏から見るとこんな感じ。

階段室

階段室

北西側の地下⇔1階の階段はさすがに光が入らず暗くなりがちなのです。

日中は灯りを点けなくても過ごせるようにと、壁を抜き引き戸を開放しても

光が取り込めるようにしました。

ちなみに夏冬はエアコンを使う想定ですので、空気が上下しないよう、

階段側にガラス戸がついています。

これだけ厚みがあるので、ニッチのように小さな観葉植物を置くスペースにすることもできます。

 

来月中旬には完成予定。

7月月内には全貌をご紹介できるでしょう。

 

工事は進みます。

 

 

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