Loading...

建築ブログ

04.21 | 地下室, 混構造(木造+RC)

地下室のある二世帯住宅@横浜市神奈川区~上棟まで

工事が進んでおります、地下室のある二世帯住宅@横浜市神奈川区。

思い出していただくために模型はこんな感じ。

地下室のある二世帯住宅@横浜市神奈川区

前回は墨だしの模様をご紹介いたしました。

今週はその続きから、・・・なんですがその前に、これまでご紹介したことのない処理を行った
写真がありましたので、その模様から。

解体終了後、地下を掘る前。

水道管の処理を行う写真です。まずはこちらをご覧ください。

水道管処理の図1

道路から引き込んでいる、水道管。

そのまま地中を埋まって、給水されていました。

この先にバルブがあって、水は止まっています。

しかし、この土は削らなければなりません。さあ、どうしよう?

 

水道管処理の図2

先ほどわきにあった白い箱。

こちらを道路に近い水道管にこのように設置しました。

 

この液体は?

この液体、何かわかりますか?

ヒント:ジェームズキャメロン監督の「ターミネーター2」後半部分で、
シュワルツェネッガー扮するターミネーターが、製鉄所でタンクローリーを
横転させて、新型ターミネーターを冷凍させたあの液体です。

正解は、液体窒素ですね~。

白い煙が印象的です。

この液体窒素を、ひしゃくに入れて、

 

水道管処理の図3

白い箱に投入!

そう、凍結させて水の流れを止めるのです。

水が止まった頃合いを見計らって解体してバルブを取り付けます。

 

水道管処理完成

はい、水道管処理、完了いたしました。

何事もなかったかのようですね。

工事の進捗に戻ります。

前回の墨だしから、地下スラブの配筋を行います。

 

地下スラブ(床)配筋

中央が地下室部分、右手がカースペース部分です。

 

 

打設完了、地下壁面配筋準備

スラブ(床)のコンクリート打設が完了し、壁面のコンクリート打設の準備がはじまりました。

「あれ?なんかオレンジ色のコンクリートパネルが中途半端に設置してあるのはなぜ?』

と、疑問に思った方は、観察力のあるかたですね。

地下の壁、山留側は壁に接する面。要はそのまま埋まるので、型枠として使用する
コンクリートパネルは必要ありません。打設後、取り外す必要がないからです。

それならば、なぜ中途半端に1つ飛ばしで設置されているか?

それは、地下室側の型枠=コンクリートパネルを設置するために必要なんですね。

ピーコンを設置する突起

こちら拡大した写真、この突起と反対側に設置するコンパネの突起をつないで
型枠を固定するので、こちらもコンパネが必要なのです。

でも、全面にコンパネを設置する必要はありません。突起があればよいので。

というわけで、このような1つ飛ばしの型枠設置となりました。

 

 

地下配筋完了

型枠設置が完了しました。

 

地下コンクリート打設中

 

地下コンクリートを打設します。

手前側は地下はないので、基礎の地盤面となります。

 

コンクリートパネル解体

地下コンクリート工事が完了しました。

 

 

上棟

現場は上棟まで進んでいます。

これより住宅内部へ。

 

工事は続きます。

神奈川で鉄筋コンクリート(RC)の
注文住宅を建てるなら、
一級建築士事務所 奥建設・
奥建築設計事務所にお任せください。
鉄筋コンクリートの強度を活かし、
傾斜地を地下室や地下車庫の用途で
有効活用するプランの
実績が豊富です。

株式会社奥建設
奥建築設計事務所
0120-03-4836

神奈川県横浜市戸塚区
矢部町1828-45
TEL:045-392-3061/
FAX:045-392-3062