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建築ブログ

06.22 | 未分類

『増税前のあおり販売を防ぐ』

本日の日経新聞朝刊に載っていた記事です。

2018.6.22日経朝刊 5面

これまで2度、増税を見送ってきましたが、3度目の正直、いよいよ次はやるみたいですね。

ここのところ、いかに増税前後の需要のヤマ、タニを平らにするか、議論が盛んのようです。

この記事は、『増税後も大して値段が変わらないのに、今買わなければ損!というあおり
販売をやめさせることができないか、政府内で議論されている』という内容でした。

確かにその通りと思わせる商品もあります。

例えば、マンションや建売住宅といった不動産。

不動産の価格は、原価を積み上げるというよりも、『この値段なら売れるだろう』

という、相場で決まります。

不動産を売却したことがある方なら、わかると思いますが、中古住宅を売る場合の査定でも、
モノを言うのは、近くで似たような物件がいくらで取引されたか、なんです。

それに加えて、市況が値上がり傾向なら上げますし、弱含みなら、少し下げる。

売り手と買い手、需要と供給のバランスだけで価格が決まりますから、
消費税はほとんど関係ありません。

総額の中の、消費税分の割合が増えるだけ。

だから、増税前に今買わないと消費税が上がって損ですよ!というのは、
セールストークでしかないと思います。

しかし、注文住宅の場合は、全て積み上げていきます。

コンクリート、鉄筋、木材、大工さんの手間・・・。

必要なものをぜ~んぶ買って、それに消費税が加わります。

その消費税が2%分上がるということですから、ダイレクトなんです。

もちろん、この部材の値段も需要と供給で決まりますので、
増税間近に駆け込み需要が発生すると急に上がる場合があります。

ですから、注文住宅の場合は、増税前の駆け込み需要が発生する前に
よくよく検討して、結論を出すのが一番賢いと思います。

結論を出すというのは、『やめる』という結論ももちろんありです。

意味なく、時間ばかり過ぎるのが、この時期いちばんよくありません。

 

増税まであと1年3か月ちょい。

建築の場合は、引き渡しに時間がかかるのであれば、その半年前までに契約する必要があります。

 

決断できない理由がないのであれば、そろそろ結論を出すべきだと思います。

 

不明点などありましたら、お気軽に建築相談室まで、お声掛けください。

 

 

 

 

 

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