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地下室・地下車庫

横浜市周辺は特に高低差のある土地が多いため、その高低差を活かして「地下室」あるいは「地下車庫」をつくりたい、というご要望をよくいただきます。地下室については、「容積率の緩和措置」によって、より広い有効スペースを確保することができるので奥建設としてもオススメしています。

さて、この地下室・地下車庫ですが、実際に造る際には、基礎と建物、車庫、土砂の崩壊を防止する擁壁(ようへき)などを一体化して考え、設計することが非常に重要になってきます。ここでは、その理由を3つのポイントと、ケーススタディでご説明します。

容積率の緩和措置とは

低層住居系地域の建ぺい率と容積率は、敷地面積に対してそれぞれ40~60%と、80~150%前後に定められています。たとえば、40坪(約132m²)の敷地面積で容積率80%の場合、延べ床面積は32坪(約106m²)と、ちょっと狭いですね。そこで、一定の条件を満たした地下室※をつくると、延べ床面積を32坪から48坪(約150m²)に増やすことができるのです。2世帯住宅など、家族の人数が多い場合には特におすすめです。

※一定の条件を満たした地下室とは

  1. 地階(床が地盤より下にある階)にあり、その床面から地盤面までの高さが天井の高さの3分の1以上であること

  2. その天井が地盤面から高さ1m以下の部屋であること

  3. 地階で住宅の用途に使用する部分であり、建物全体の床面積の3分の1以下の面積であること

ケーススタディ

ではまず、「建物、基礎、車庫、擁壁は一体化して考えたほうがメリットが大きい」ということを、具体例で見ていきましょう。右のイラストのような、横浜市戸塚区のとある敷地を例にします。南側前面道路に対して2mの高台にあり、敷地面積40坪、建ぺい率・容積率はそれぞれ50%・100%という敷地です。この敷地に対して、地下車庫と建物を別々に設計・施工した場合をケース1、一体化した場合がケース2です。

ケース1の延べ床面積は40坪。地下車庫と建物を別々に施工しているため、車庫から家の中に入ることができません。一方、ケース2の延べ床面積は地下室に相応する広さが加算されて、最大60坪の床面積をとることが可能です。地下と地上階を一体化して設計しているので、車庫から直接家に出入りできます。このようなプランを、ケース1と同程度の予算で施工できることにご注目ください。敷地状況・建物の構造・予算管理をトータルで考慮できるからこそのメリットです。

case1
地下車庫と建物を分けて
設計・施工した場合

  • 延べ面積は容積率の制限により40坪
  • 地下室はなし
  • 建物と地下車庫の往復は一旦外に出る必要がある
  • 総額費用3200万円(地下車庫費用800万円+建物費用2400万円)※諸条件により異なります。

case2
地下車庫と建物を一体化して
設計・施工した場合

  • 容積率緩和措置により、地下室部分が加わり、60坪まで建築可能
  • 地下車庫の隣に地下室をつくることが可能
  • 内階段で建物と車庫を行き来することができる
  • 総額費用3200万円で地下車庫、地下室を建築可能(条件によっては予算を超えることもあります。)
  • 予算に余裕があれば、エレベーターも設置可能

いかがでしょうか?
地下室・地下車庫を一体に考えるメリットをご理解いただけたことと思います。いったん建ててしまったら、基本的には何十年もそのまま暮らすことになります。せっかく建てるのですから、メリットは最大限有効活用し、かつ長く暮らすことのできる、そんな最適な方法を選んで、素晴らしい家づくりをしませんか。

一体化のメリット

  1. インナーガレージなど、暮らしやすいプランが実現できる

    ケーススタディのように建物と地下車庫を一体でプラン二ングすれば、地下車庫から直接室内に入れるインナーガレージを造ったり、地下車庫の隣に地下室を造ったり、そういったプランも決して難しいことではありません。それでは、なぜ、わざわざ別々に設計して不便な地下車庫を造るのでしょう?

    高低差のある土地に住宅を建てる場合、擁壁工事は土木工事専門の施工会社に依頼し、建物はハウスメーカーや工務店に依頼するというケースが一般的です。擁壁工事にはコンクリート構造に関するノウハウが必要なため、多くのハウスメーカーや工務店は請け負いません。

    擁壁工事の施工会社と建物をつくるハウスメーカーや工務店が緊密にコミュニケーションを取り合ってプランニングを行えば特に問題はないのですが、残念ながらそうはいかないケースが多いのです。土木工事会社は地下車庫付きの土台を造り、ハウスメーカーや工務店はその上に平坦地と同じような建物を建てる。その結果、不便な地下車庫ができあがるのです。

    奥建設は、コンクリート造(RC造)の住宅を建てる施工会社ですが、それと同時に数多くの擁壁工事の経験を積んだ土木工事会社でもあります。さらに、基礎、建物、車庫、擁壁を一体化してプランニングすることの出来る設計事務所でもあるため、暮らしやすいプランをご提案できるのです。

  2. 無駄な出費を抑えることができる

    建物はA社、擁壁はB社というように、それぞれ別の会社に依頼するよりも、1社にまとめて依頼する方が、経費を節約することができます。たとえば、建物の基礎に使うコンクリートと擁壁に使うコンクリートを別々に手配した場合、発注したコンクリートが同じ製品だった場合でも、経費は2倍かかります。このようなことがそれぞれの部位で、設計、運搬、施工、管理において同じように発生しますので、合計金額はかなりの費用になってしまいます。

    以前、擁壁の土木工事は奥建設で行い、建物はハウスメーカーで建てたことがありました。延べ床面積40坪の建物で、擁壁工事に1800万円、建物工事に2500万円の費用がかかりましたが、仮に一連の工事をすべて奥建設1社で設計・施工を行なえば、同じくらいの予算で車庫を追加して、最大1.5倍大きい建物をつくることができたのです。ただ地上に建物を建てるための擁壁工事にたくさんの費用をかけるのは、あまりにももったいないと言わざるを得ません。

  3. 施工管理が確実で、アフターもスムーズ

    建物と擁壁工事の施工会社が別々の場合、法規制の認可をとるための進行に手間がかかり、スケジュールの遅れや、追加コストの発生等が起きてしまうことが多く見受けられます。さらに、全体を見てスケジュールやプランを最適に仕上げよう、という意識が働きにくいのも事実です。

    地下室・地下車庫は地階という性格上、結露の対処や、住んでからコンクリートに亀裂がはいってしまった、というようなトラブルが起きることもあります。トラブルが起きたときに責任の所在が不明確だと、対応に時間がかかるため、ストレスになります。こんなときにも、設計・施工を1社に統一しておくと、相談先が明確ですし、補修もスムーズです。
    このように、地下室・地下車庫は、建物、基礎、車庫、擁壁を一体で考えるということが、最適なプランをリーズナブルに、配慮の行き届いた施工で完成させる秘訣です。アフターケアも安心です。

    奥建設は、建築工事と同じくらい土木工事の経験も豊富なので、メリットの大きいこの方法で地下室・地下車庫を設計施工するのが得意です。それぞれの土地の条件を踏まえ、ご要望とご予算に合った最適なプランをご提案します。

施工事例

地下室・地下車庫のある事例

敷地が道路より高い位置にある事例

藤沢市 M邸
混構造,地下室/地下車庫

地下車庫、地下室、混構造(木造2階建て)、室内階段、容積率の緩和措置適用、将来のEV空間準備

横浜市緑区 U邸
混合造,地下室/地下車庫

地下車庫、地下室(ピアノ室)、混構造(木造2階建て)、室内階段、容積率の緩和措置適用

横浜市港南区 Y邸
混合造,地下室/地下車庫

地下車庫、地下室、混構造(木造2階建て)、室内階段、容積率の緩和措置適用

敷地と道路がなだらかな傾斜地の事例

横浜市港南区 S邸
混構造,地下室/地下車庫

地下車庫、地下室、混構造(木造2階建て)、室内階段、容積率の緩和措置適用

横浜市戸塚区 N邸
混構造,地下室/地下車庫

地下車庫、地下室、混構造(木造2階建て)、室内階段、容積率の緩和措置適用、将来のEV空間準備

川崎市宮前区 Y邸
混構造,地下室/地下車庫

地下車庫、地下室(防音室)、混構造(木造2階建て)、室内階段、容積率の緩和措置適用、将来のEV空間(現在はクローゼット)準備

横浜市戸塚区 M邸
RC造,地下室/地下車庫

地下車庫、地下室、エレベーター、RC造、室内階段、容積率の緩和措置適用

藤沢市 O邸
RC造,地下室/地下車庫

地下車庫、地下室、RC造、室内階段、容積率の緩和措置適用

横浜市戸塚区 S邸
混合造,地下室/地下車庫

地下車庫、地下室、混構造(木造2階建て)、エレベーター、容積率の緩和措置適用

敷地が道路の下にある事例

横浜市南区 W邸
混合造,地下室/地下車庫

地階、ロフトのある4層構造、混構造、室内階段、容積率の緩和措置適用、擁壁工事により地上に3台分の車庫増設

神奈川で鉄筋コンクリート(RC)の
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一級建築士事務所 奥建設・
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実績が豊富です。

株式会社奥建設
奥建築設計事務所
0120-03-4836

神奈川県横浜市戸塚区
矢部町1828-45
TEL:045-392-3061/
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