今年も残すところあとわずかとなりました。
各現場とも多忙を極めておりますが、こんな時こそ安全第一で進めてまいりたいと思います。
早速ご紹介してまいりましょう。
いきなりわかりにくいかもしれませんが、建物外観に寄った写真です。
今回のRC外断熱工法は、ご覧のように打ちっぱなしのコンクリートのまわりを断熱材で覆います。
その周囲を外壁材で覆うことになりますが、断熱材は柔らかく、外壁を留めることができません。
そこでこのようにアンカーをRCの壁面に緊結、固定して、外壁材を取り付けられるようにします。
ビームハール工法といいます。
アンカーにタイルを設置する基盤を固定します。
この基盤の名称が、ビームハールといいます。
このように大きなタイルを載せて、(タイルの下にもビームハールがあります)接着剤で接合します。
きれいに設置できました。
重厚感のある仕上がりです。
こちらは床のタイルを設置しているところです。
左の壁面に赤い線が見えますが、こちらが水平を示すレーザーです。
このレーザーを基準にして、水平を保ったり、勾配をつけます。
モルタルの下地の上にタイルを並べます。
タイル職人さんの手により、きれいに仕上がりました。
ちなみに、先ほどのレーザー光線を発していたのが、左手に直立しているロボット、レーザー墨出し器です。
フロアかわりまして、こちらは打ちっぱなしの床に、モルタルの四角いお団子が並んでいます。
このフロアはカーペット敷きに仕上げます。
打ちっぱなしの上にそのままカーペットを敷いてもよさそうに思われるかもしれませんが、構造躯体にそこまでの繊細さはありません。
カーペットの床も、水平にして、きれいにならします。
このお団子の高さで水平をとるために+3㎝のレベルに揃えてあります。
おだんごが固まった後、モルタルで高さを揃えて均します。
揃える高さがおだんごの上部の面というわけです。
こちらは、コンクリートの構造躯体の上に既に処理がされています。
防水処理ですね。
何のお部屋かというと、
浴室です。
ラウンド型の浴槽、ジャクソン社製 SCARA SWです。
養生されている状態ですと魅力が伝わらないので、カタログの写真をご紹介しましょう、
こちら。
スタイリッシュですねえ。
このジャクソン、ヨーロッパあたりのメーカーと思われそうですが、1982年に創業した日本のメーカーです。
創業者の清水さんという方が、イタリアの高級家具に魅せられ、1970年代にミラノへインテリアデザインを学びにいきました。
圧倒的な歴史の厚みに打ち負かされる中、自分は何ができるのかを考えるうち、日本の肩までつかる風呂文化を生かし、世界に通用するバスタブづくりを目指すことにしたんだそうです。
仕上がりが楽しみです。
こちらは屋上防水の模様です。
黒いシートが防水シート。
最終的にはこのシートを裏返して、コンクリート面を覆います。
この工程は、コンクリートにしっかり接着できるように、糊付けを行っているところです。
プライマーと言われる下地剤を塗布したところ。
コンクリート面にも、しっかり下地処理を行います。
表面が黄色くなっているのは、そのせいです。
きれいに防水シートが貼られました。
右の壁面、青い部分が断熱材で、そのすぐ下がRC打ちっぱなしの状態です。
その下の、きれいなグレーに変色しているところが、防水シートを貼ったところです。
4層の建物ですから、タイルを貼ったり、カーペットを敷いたり、防水シートで仕上げたり。
ひとつひとつしっかり作業を行っていきます。
工事はまだまだ続きます。
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