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建築ブログ

10.27 | 地下室・地下車庫, 多層階二世帯住宅, 混構造(木造+RC)

完成!地下室地下車庫のある二世帯住宅@横浜市神奈川区

昨年12月にご紹介をスタートした、地下室地下車庫のある二世帯住宅@神奈川区。

その規模の大きさから、1年弱の工期を要しましたが、ようやく完成しました。

全貌は、建築実例ページでご覧いただくとして、お伝えしきれなかった部分をいつものようにブログでご紹介していきたいと思います。

まずは、門柱。

コンクリート打ちっぱなしの門柱に、ポスト、インターホンと、2つの宅配BOXを設置しています。

完全分離型の二世帯住宅で、悩ましいのは玄関を別にするか、共用とするか?

今回は、玄関だけは共用としました。

玄関を2つに分けると、付随するホールなども必要になるので、思いのほかスペースを取られてしまいます。

地下室地下車庫のある二世帯住宅は、3層となるので、エレベーターがあると便利。

今回はエレベーターも設置したので、玄関を共用とするのがベストでした。

共用としたことで、門柱も1つ。

その門柱に、宅配BOXを2つ設置して共用すれば、再配達の削減に寄与出来そうです。

こちらがコンクリート打ちっぱなしで仕上げたガレージ内部。

車を止める以外にも、雨の日にキャッチボール位できそうな広さがあります。

さらに、内部には、

ガレージ収納も設けています。

このような収納があれば、ガレージに放置しておきたくないものや掃除道具などの小物もしまうことができ、スッキリします。

ガレージと建物への行き来は、このシューズクロークを経由します。

たっぷりと収納できるシューズクロークは、家族用玄関を兼ねているので、メインの玄関は常にお客様をお迎えできる状態をキープできます。

右手、玄関裏のドアはゲストルーム。

その右にニッチがあります。

この裏には、構造上どうしても外せないコンクリートの柱があり、そのままだと、柱の凸が露わになってしまいます。

見た目も良くないし、掃除もしにくい。

その不細工を解消するために照明付きのニッチを設けました。

こちらは、玄関ホールの奥に設けた地下室。

地下を掘ってお部屋を造っているので、そのままだと真っ暗だし、空気も流れません。

そこで活躍するのが、正面、窓の外に見えるドライエリア。

このドライエリア=空堀(からぼり)を設けることで、光と風を取り込みます。

1階から見るとこんな感じ。

グレーチングといわれる格子状のふたをしているので、歩行の邪魔にもなりません。

当然、排水処理も万全です。

1階のお部屋には防犯対策が必須でした。

大きな掃き出し窓は、電動シャッターでシャットアウトしますが、このような小さな窓は内格子をつけています。

面格子といえば、窓の外に付けるのが一般的かもしれません。

内側に付けるメリットは、取り外されにくく、このような縦すべり窓でも、内格子ならば、開閉もスムーズ。

外に付けてしまうと、窓があかなくなってしまうのです。

今回のお住まいの住宅設備は、キッチンも浴室も最上級クラスを採用しています。

こちらは、子世帯のキッチン、クリナップのフラッグシップモデル、セントロ。

見た目はもちろん機能面も優れています。

このようにリビング側にもたっぷり収納が用意され、上部の引き出しは、

キッチン側からも取り出し可能な両面収納。

ステンレスワークトップは、光沢を抑えた自然な凹凸のあるデザインをお選びいただきました。

子世帯リビングのアクセントウォールには、エコカラットプラスを採用。

土壁をヒントにした、細かい穴の開いた素材で、湿度を調節し、いやなニオイや有害物質を吸着、低減します。

こちらは親世帯のキッチンに据えた、ブラックガラスのシステムエリア収納。

システムキッチンのマットな面材とは対照的で、鏡面のように輝き、スタイリッシュに仕上がっています。

親世帯の動線は、エレベーターを降りたその瞬間から、将来車いすを使うことになっても行き来できる広さを確保しています。

サニタリールームやトイレの建具は、公共施設でも使われている上吊引戸。

軽く引くだけで、スムーズに開閉可能です。

洗面脱衣室の引き戸は、壁面収納の扉を兼ねていて、

脱衣室の扉を閉めて利用するときに開くようにしています。

 

全貌は、建築実例で、近く公開予定です。

そちらもぜひご覧ください。

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