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建築ブログ

03.11 | RC造

「首都直下・南海トラフ地震に備えよ」

東日本大震災から15年を迎えるにあたり、近い将来に必ず起こるといわれている「首都直下・南海トラフ地震に備えよ」という本を手に取りました。

テレビなどでも活躍する京都大学の鎌田浩毅名誉教授の著書です。

特に印象に残った内容があったのでご紹介したいと思います。

それは、「『防災』から『減災』へ」というタイトルの内容。

大地震が発生したら、激甚災害を防ぐことはできないので、できうる限りの減災を目指し、生活の中でそのために役立つ小さな行動を起こすことで少しでも被害を減らそう、というもの。

その一つとして、首都圏での帰宅困難者を減らすための工夫があります。

なぜ、帰宅困難者を減らす必要があるかというと、群衆雪崩を起こさないためです。

日本では明石市の花火大会で発生した群衆雪崩が記憶に残りますが、4年前の韓国ソウルでは、ハロウィンで繁華街に集まった人たちが将棋倒しになり、150人以上の方が亡くなりました。

東日本大震災で発生した帰宅困難者の数は、東京都だけで352万人もいて、場所によっては、人が折り重なって倒れる群衆雪崩が起きる寸前だったんだそうです。

最大マグニチュード7.3の首都直下地震が発生すれば、首都圏の混乱と被害は東日本大震災とは比べものになりません。

東京都は帰宅困難者対策条例を定め、企業に社員が3日間過ごせる食料や水を備蓄して、帰宅困難者や観光客などが滞在できる場所の確保を進めています。

 

ここまでの内容は、なんとなくわかっているつもりでした。

しかし、15年前のあの日、私自身も10kmの道のりを2時間かけて自宅につき、安堵したことをはっきりと覚えています。

実は、それが誤った成功体験となって、次の大地震が来た時も、なんとかして自宅を目指すだろう、と気付かされたのです。

東京大学のある教授が、東日本大震災で家に帰れた帰宅困難者を対象に調査したところ、84%の方が次に地震が起きた時も同じ行動をとると答えたそうです。

群衆雪崩に巻き込まれないためには、可能であれば直ちに自宅に帰るのではなく、職場に留まり、一時滞在施設を利用することが勧められています。

そのためには家族で災害用伝言ダイヤルの使い方を共有し、集合場所を決めておくとよい、とされていました。

帰宅途中、橋が落ちていた、とか、道路が寸断されていた、というようなことがあれば逃げ場なくなります。

恐怖を感じた時、人は本能的に一刻も早く家に帰りたいと思ってしまいます。

そんな時に、この知識と事前準備がとても重要だと感じた次第です。

 

さて、長くなりましたが、工事が続いている格子のルーバーがある家@鎌倉市。

工事の進捗をご紹介しましょう。

前回までの断熱材吹き付け工事から、室内を仕切る骨組み、軽量鉄骨の設置に入りました。

この多数の軽量鉄骨をまっすぐに立てるために使うのが、

〇囲みで示した、レーザー墨出し器です。

基準となる柱に取り付け、各々の柱を垂直・水平に立てています。

こちらは1階から吹き抜けを通じて2階を仰ぎ見た様子。

別の角度から見ると、

単管パイプや足場のシルバーとは異なる赤い鉄骨が見えます。

この鉄骨はなんだかわかりますでしょうか?

別アングルから見るとこんな感じ。

軽量鉄骨で閉ざされた向こう側、床のない部分が吹き抜けです。

その吹き抜けの左端に架けられています。

 

正解はキャットウォークです。

2階の窓から光を採りこみ、1階の内部まで届く開放感のある吹き抜けですが、その窓のメンテナンスやお掃除となると『届かない!』という問題が発生します。

キャットウオークがあれば、そんな心配ご無用です。

サイズの大きい浴槽は、その他の住宅設備に先行して搬入を行います。

1階の床下に給水管や配管の配置を完了し、二重床も設置されました。

内装工事は、まだまだ続きます。

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