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建築ブログ

06.12 | 地下車庫, 賃貸併用・事業用建物

地下車庫のある賃貸住宅@横浜市泉区~工事スタート

先月末のブログで、中東情勢による影響について、ご紹介しました。

供給が不安定になっているものの、中東以外からの輸入や国内での精製により、早晩安定してくるだろう、と。

その一つの兆しが、6/9の朝刊で報じられていました。

4月に受注を一時停止するというショッキングな報道がなされたTOTOのユニットバス、全面的に再開したようです。

とはいえ、「2か月先までの目途が立った」ということなので予断は許しません。

供給が不足すると、価格上昇につながるので、このまま安定してほしいものです。

 

さて、いよいよ始まりました、地下車庫のある賃貸住宅@横浜市泉区。

当社から徒歩圏内の自社物件です。

お建て替えに伴い、広い土地の半分を処分されることになり、3年ほど前にお譲りいただいた土地。

なかなか手が回りませんでしたが、ようやく着工にこぎつけました。

3.5mほどの高低差があり、古い擁壁を解体し、新たに地下車庫を造ります。

道路使用許可をとり、クレーン使ってユンボを吊り上げ、敷地内に搬入します。

白いラインは一次根伐りの目印です。

注意してみると、その左側に赤い水糸が張っているのがお分かりいただけますでしょうか。

この水糸のラインが、最終的に建物がここまでくるよ、という目印になります。

ユンボを使って、古い擁壁の内側から根伐りをスタート。

1枚目の写真にあった、二重擁壁の上部のブロックを撤去、さらに根伐りを続けます。

根伐りは、斜面になるように行います。

このように人工的に造られた斜面を法面(のりめん)と言います。

直角に掘ると、雨や地震などで崩壊する危険があるので、意図的に法面にします。

一次根伐りが完了し、この後、建柱車による工事を行うため、鉄板を敷きました。

今回の山留に使うH鋼の長さは8メートル。

地下車庫の床面地点がほぼ中央の位置になって、下半分が地中に、上半分が地下車庫の壁を支える構造です。

地下車庫の壁にかかる土圧をしっかり支えるためには、それだけ深い位置までH鋼を埋める必要があります。

建柱車のアースオーガー(ドリル)で穴を開け、H鋼を挿入していきます。

H鋼の上部を、鋼材で溶接します。

頭つなぎと言います。

この鋼材は、C型チャンネル呼ばれています。

断面がC型=コの字型で、配線の支持材などに使われることから、導管とか経路の意味を表すチャンネルという名称がついています。

冒頭、一次根伐りとご紹介しましたが、このあと山留工事を行うにあたり、H鋼を置いたり、頭つなぎを行ったりするためにスペースが必要になるので、その分余白をとっています。

これより二次根伐りを行いながら矢板を設置する工事に入りますが、その前に縦のラインと横のラインをしっかりと安定させるためにななめに補強材=火打梁(ひうちばり)を取り付けます。

この火打ち梁は、工事中の仮設なので、役割を終え次第撤去します。

溶接してしまうと撤去が大変。

それゆえ、ボルトで締めています。

余白部分の根伐りを行いながら、矢板をはめ込み、山留を行っていきます。

ということで、山留工事完了。

と言いたいところですが、まだ半分の高さまで終えたところです。

限られたスペースで、大量の残土を処理しながら、一気にやるには無理があります。

この段階で道路より約2mほどの高さ。

当然ながら、当初から想定していることで、先にご紹介した建柱車を搬入するための鉄板も緩やかな斜面の上に設置していました。

 

土木、建築工事においては、何事も安全第一、急がば回れの精神で取り組むことが大切です。

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