建築ブログ
アベノミクス効果？
あけましておめでとうございます。
本年も工事の安全を祈願し、大雄山 最乗寺にて、ご祈祷をしていただきました。
最乗寺 総檜造りの開山堂（昭和36年再建）＊当日撮影したものではありません
実際の業務は本日からのはずでしたが、昨年よりずっと慌ただしい日々が続いており、一部の現場では
あまり大きな音が出ない工事を中心に昨日から作業を進めておりました。
さて、話は変わりますが、昨年は1年で株価が1.5倍にもなりました。
そのおかげか、なんとなく世の中のムードも明るくなったように思います。
この株価が上昇した一つの原因は、円が下がったということでしょう。
こちらは、１年前１ドル８６円ほどだったのが、１０５円まで下がりました。
これまで円高に苦しめられてきた家電や、自動車メーカーは一気に元気になりました。
一方、輸入品は価格が上がってきます。
１ドルのものを８６円で買えていたのに、１０５円出さないと買えなくなっていまいました。
もちろん、そのまま反映されるわけではありませんが、少しづつ上がってくることは間違いないでしょう。
これは、建築業界にとっては嫌な動きなのです。
建築業界向けの雑誌に、『日経ホームビルダー』という情報誌があるのですが、この１月号に
ちょうどそのような記事が出ていました。
2014年1月号より
こういった目先の動きにあまり惑わされてはいけませんが、冷静に理解しておくことは必要です。
東京オリンピックの開催が7年後（いや、もう６年後ですね）に控えていることを考えると、
中期的にも大幅な需要の落ち込みは考えにくいと考えるのが妥当ではないでしょうか。
今年は消費税の増税もあり、これから住宅の建築を検討されている方にとっては、考慮すべき事情も
これまでより増えていると思います。
でも、やはり大切なのは、自分たち家族の事情で物事を判断されることだと思います。
今年も社員一同、私どもに期待してお仕事を依頼していただいたお客様のために、張り切って仕事をしてまいります。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。