『いよいよ寒さが厳しくなってきたなあ~』
なんて思っていたら、早くも1月を折り返してしまいました。
スケジュールに追われているとあっという間に時間が過ぎていきます。
一日一日をしっかり意識して取り組んで行きましょう。
さて、現場はとっくに始まっています。
引き続き藤沢の現場です。
前回は、地下室の床(スラブ)の工事までをご紹介していました。
ここから1階のスラブまでをご紹介するのですが、コンクリート造の階層を重ねていくお仕事は、鉄筋を組んでコンクリートを打って、
固まるのをまって、次の階層の鉄筋を組んでいくという作業を繰り返します。
今回のお宅は、地盤強化の方法として、長い杭を地中深く地盤の硬いところまで打ち込み、その杭で基礎を受けるという
杭基礎という方法をとっています。
今日はその杭基礎がどのようになっているのかを、1階部分の基礎でご覧頂こうと思います。
鉄筋がむき出しになっているコンクリートの立ち上がり・・・これが基礎ですね。
基礎のコーナーの下部に、ひとまわり大きなコンクリートの塊が見えます。これがフーチングです。
その下に、地中深く潜る杭があり、建物の重力を基礎を通してこのフーチングで受け止め、地中の杭で支えます。
3週ほど前にご紹介したフーチングより少し小さいですね。
先日ご紹介した地下の杭は4本でしたが、このフーチングの下は、2本の杭なのでやや小さいのです。
このあたりの杭の本数は、構造計算によって決まります。
ご想像の通り、赤い矢印の下に杭が打たれています。
最近は基礎というと、ベタ基礎が多いので、立ち上がりの内側に土が残っている布基礎は珍しく見えるかもしれません。
でも、杭工法の場合は、杭で支えるので全面をコンクリートで固めて、面で支える必要はないのです。
立ち上がりの内側の空間には、土を埋め戻したあとならして、圧力をかけます。
きれいにコンクリートが打設されました。
赤い矢印の下あたりが地下室の部分です。
完成までは、今しばらく時間がかかりそうです。
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