『共働き子育て世代が建てる家』@横浜市金沢区
着工いたしました。
上棟までの模様をご紹介いたしましょう。
まずはおさらいに、着工前の写真から
裏側に保全緑地があり、その土地を購入する際にいっしょに所有してもらうことで
緑地を保護してもらおう、という土地です。
自宅の裏に周囲の目を全く気にすることのない緑地がずっとあるなんて、
うらやましいですね。
今回は木造軸組工法で建てる家です。
基礎はベタ基礎です。
ベタ基礎とは、基礎の立上りだけでなく、底板一面が鉄筋コンクリートになっている基礎です。
家の荷重を底板全体で受け止め、面で支えます。
地面をコンクリートで覆うので、地面から上がってくる湿気を防ぎ、シロアリの侵入も防ぎます。
基礎の立ち上がりの上に、写真右に見える基礎パッキンというゴム製の建材を設置してその上に、
木材の土台を載せます。
実際に載せるとこんな感じ
少し見にくいですが、コンクリートの立ち上がりと、土台の間に黒い影のように見えるのが
基礎パッキンです。
コンクリートの立ち上がりがないところは、鋼製束(こうせいつか)という金属製部位品で支えています。
さて、これはなんでしょうか?
書いてあるとおり、防腐・防蟻剤なのですが、これにはゴキブリ対策で有名なホウ酸団子のホウ酸を使います。
ホウ酸は、鉱物を生成してつくられる天然物なのです。
なぜこのホウ酸がシロアリ等の虫に効くかというと、生物の細胞は、ホウ酸濃度がある一定水準を超えると
代謝がストップして死んでしまうんだそうです。
一方、人をはじめとする哺乳動物の場合は、取り込んでも細胞に届く前に尿で排出されるため安全なのです。
写真のように、1本1本丁寧に処理をしていきます。
ホウ酸は一度処理をすると、分解や揮発することがないので効果が持続します。
再処理のきかない構造材の処理にはもってこいですね。
上棟に向け、作業が進んでいます。
柱は大工さんが1本1本施工していきますが、梁はあまりに重いのでクレーンで上げて、据え付けます。
見にくいですが、クレーンから下りている黄色い線が見えますね。
その下に梁が吊られていて、据え付けられていきます。
無事に上棟までの工程が進み、現場は上棟式の準備に追われています。
天気が良くて何よりでした。
工事は進みます。
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