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建築ブログ

10.29 | 地下室・地下車庫, 混構造(木造+RC)

地下室地下車庫のある家@南区

さあ、いよいよ工事がスタートした、
『地下室地下車庫のある家@南区』。

早速ご紹介してまいりましょう。

北側外観

北側外観

こちらが既にご紹介した模型です。

今日は、建て替え前の現地写真から

建て替え前

建て替え前

こちらが建て替え前の現地の様子です。

『地下室地下車庫のある家』にもってこいの、道路と敷地に高低差のある現場です。

玄関左、正面の壁を掘って、玄関とそれに続く地下車庫を造ります。

古屋解体

古屋解体

まずは古屋の解体。

以前、模型でご紹介しましたが、今回は向かって右手の外階段を残します。

キッチンで出る生ゴミを、室内階段で玄関まで運ぶより、外階段で運ぶほうが

気が楽ですよね。

 

 

掘削工事

掘削工事

解体が終わると掘削工事です。

解体工事の残りや残土から出る廃材も分別します。

手前の鉄筋のように、リサイクルできるものはリサイクルします。

 

ひとまずの完了

ひとまずの完了

かなり掘り進みました。手前側はほぼ削られています。

しかしまだまだ序の口。

掘り進めた地面に鉄板が敷いてありますが、この位置に杭を打ち込むための車を置き、

作業を進めます。この掘削はその位置を確保するための掘削でした。

 

アースオーガー

アースオーガー

オーガーという建設機械でスクリューを回転させて、地中にねじ込み穴を掘っていきます。

決められた深さまで掘った後、セメントミルクを注入しながらスクリューを引き抜いて、

セメントミルクの中に杭を打ち込んで根固めをするのです。

 

セメントミルク精製中

まるで工場から持ち出したような機械

これがセメントミルクを精製する機械です。

内部の様子

内部の様子

固まらないようにかき混ぜます。

スクリューの先

スクリューの先

このスクリューの先からセメントミルクが出る仕組みになっています。

30φ×6.5mの穴

30φ×6.5mの穴

これが、オーガーが掘削した穴です。

なんと300φ。直径30cmもあります。深さは6.5m。ちょっと怖いですね。

 

H鋼挿入

H鋼挿入

この穴の中にこのようにまっすぐH鋼を入れていきます。

中の『根固め液』=セメントミルクによってしっかりと固定されます。

 

 

頭つなぎ補強

頭つなぎ補強

本来はH鋼だけで大丈夫なのですが、念のためH鋼の上部をつなぎます。

 

 

木中

矢板施工中

もうお馴染みの光景かもしれません。

山留めのための矢板を設置しています。

 

山留め完了

山留め完了

地下の山留め工事が完了しました。

これより、地下車庫の配筋工事です。

 

工事は進みます。

 

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