「小高い丘に立つ賃貸住宅@金沢区」
久しぶりの更新です。
2015年11月20日の更新から実に103日ぶりです。
駆け足でご紹介していきましょう。
まずは、思い出すため、現地の状況から。
昨年5月に完成した、「地下二階層の家」の同じ敷地に建てる賃貸住宅です。
お庭だったところを削ってご自宅用にご覧の建物を建てました。
もともとのご自宅部分はすっぽり空くことになるので、そこに賃貸住宅を建てる作戦です。
103日前の最後の投稿写真。
基礎工事の型枠までご紹介しておりました。
ここから続けます。
基礎が仕上がり、土台を配置するところです。
綺麗に床断熱が施工されました。
これで床下からの冷気をシャットアウトします。
この骨組みを組み上げながら屋根が乗るまでは一気に1日で施工します。
お天気も穏やかな良い1日で仕事がはかどりました。
あれよあれよと2階部分まで組みあがりました。
これからいよいよ屋根の施工です。
屋根を支える材料、垂木を施工しています。
この上に構造用合板を載せ、野地板と言われる屋根の下地をつくります。
こんな感じ。
下地ができたら、防水シートを施工して、屋根を葺いていきます。
屋根を葺くという言い方は馴染みがない方にはピンと来ないかもしれません。
葺くとは、屋根を覆うという意味ですね。茅葺きの屋根というとわかりやすいかもしれません。
屋根を葺くとは、瓦やスレートなどで屋根を覆う工事のことをいいます。
コンクリートを打設する、というのもわかりにくいですよね。
建設用語は使い慣れないとわかりにくいものが多いと思います。
ちなみに、打設とはコンクリートを流し込むことをいいます。
圧倒的にこちらのほうがわかりやすいですね。
防水シートも仕上がり、あとは瓦で葺いていきます。
瓦は費用もお高いのですが、ほかの素材に比べメンテナンスの手間がかからない
ところから今回採用されました。
綺麗ですね、整然と。
照り具合もいい感じ。
普段見えないのが残念な美しさです。
断熱材は当社の木造注文住宅の標準仕様と同様、アクアフォームを現場で吹付けました。
通常利回りを重視する賃貸住宅は仕様を落とすケースが多いのですが、今回は屋根にしても
断熱材にしてもかなり高め。入居される方はお得だと思います。
賃貸相場というのは、仕様の違いが家賃に反映されにくいのですね。
あんまり安いものを使って10年でボロボロになるより、
長持ちする建物を選んでいただいております。
外壁もこれまた当社の混構造住宅でよく使われる旭化成のパワーボードです。
白いですね。
これを現場で塗り上げると、
いい色でしょう?
渋くて。
縦に3家族、いわゆるメゾネットタイプのファミリー向け賃貸住宅です。
4月の完成までもう少し。
工事は続きます。
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