4月も中旬まで来ましたが、ここ数日、雨のせいもあって寒かったですね。
今日はようやく晴れて、日中は20℃を超えそうです。
複数の現場で工事が進んでいますので、雨は歓迎しませんね。
この季節は晴れ大歓迎!風が強いのが今一つですが・・・。
さて、ひと月ぶりの更新です、地下室地下車庫のある家@田園調布。混構造住宅です。
前回は根切りが終了し、地下車庫の床にあたる配筋が完了したところまでご紹介しました。
さて、今回はこのスラブ=床の打設が完了しているところから、上棟までの様子をご紹介しましょう。
地下車庫の壁面の配筋が完了し、型枠がはめられています。
左右に梁が渡されていますね。
今回は奥行深く地下を活用しますので、梁も通常より多めです。
この黄色い型枠の下が地下車庫になります。
これより、この型枠の上に地下車庫の天井であり1階の床になる鉄筋を配筋し、
コンクリート打設工事を行います。まずは配筋の模様です。
前の写真よりも手前から撮影しています。
奥行がかなりありますでしょ?
駐車場の奥に物置と納戸を2つつくる予定です。
地下の壁面と1階スラブのコンクリート打設中です。
生コンクリートを丁寧に打設していきます。
すると、最終的には、
このように綺麗に仕上がります。
まだ乾いていませんね。
ところどころ鉄筋が立っているように見えるのは、基礎にあたるコンクリートの立ち上がりです。
1階スラブが乾燥した後に打設します。
前回、金沢区の地下車庫工事の屋上で、コンクリートの立ち上がりをスラブとあわせて一発打設を
行っている模様をご紹介しましたが、あれは片側の型枠が固定されていたからできました。
今回は、スラブの内側にある立ち上がりなので、どちらの壁面も固定されていません。
ですので、一発打設とはいかないんですね。
写真は先ほどのスラブが乾燥し、立ち上がりの打設工事も終え、いよいよ上棟に向けて
足場を組み上げていくところです。
コンクリートの立ち上がりの上に置く土台が到着しました。
よく見るとこの土台、接合部分の先が大きく、根元が狭くなっています。
滑り込ませて接合することでしっかり接合できますよね。
このような繋ぎ方を蟻継ぎ(ありつぎ)といいます。
どうやら、蟻の牙から顎にかけての形状が手前に閉じて奥に開いていて似ていることから、
この名が付いたようです。
ヨーロッパでは、鳩の尾=dovetailと呼ぶそうです。
鳩の尾の方が、形状をイメージしやすいですね。
接合するとこんな感じ。
ちょっと遠くてよくわかりませんね、
よってみましょう。
よく見えますね。
しっかりはまっています。
もちろん基礎の立ち上がりとも固定しますが、土台と土台はこの蟻継ぎでつないでいます。
土台敷きも終わり、上棟まで一気に立ち上げていきます。
7月の完成を目指しております。
工事は進みます。
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