師走に入りました。
毎月末に国交省が前月の住宅着工戸数を発表しています。
その記事が本日出ていました。
10月の着工数全体は前年比 +13.7%、
最も伸びた賃貸住宅 +22%、
持ち家(注文住宅) +3.3%と動きが堅調な様子。
やはり金利の影響が大きですね。
本日ご紹介する、地下室地下車庫のある家@港南区を初めてご紹介した記事の中で7月の
着工数に触れていて、その時も全体が+8.9%、持ち家が+6%でしたので、
活発な動きが続いていると言えそうです。
さて、完成間近の現場、例によって目に付くポイントをご紹介しましょう。
まずはこちら。
右手、キッチン横に併設された、家事用デスク。
家事の合間にお仕事や調べものをしたり、本を読んだり趣味を楽しんだりする
こともできます。
書斎やダイニングテーブルよりも、解放されているLDKの隅っこでこもる方が集中できる、
なんて方も多いですよね。
リビングの壁にすっかり収まった壁面収納。
お施主様から、『スッキリと収まりのいい収納を』というご要望がり、
壁一面の壁面収納をご提案いたしました。
ひとつだけ開かない扉があります。
さてどれでしょう?
正解は、扉のない2つのうちの小さい方=電話置き場の下です。
さて、なぜ開かないのでしょう?
正解は、裏面の洗面脱衣所に収納を作ったからです。
こんな感じ。
洗面脱衣室もリビング同様、洗剤などのストックをはじめ、収納スペースが
必要ですよね。リビングと収納を分け合いました。
今回のお宅は、土地101㎡、容積80%の低層住宅です。
地下の緩和を使っているので、121㎡まで広く取れていますが、それでも余裕はありません。
収納スペースなどはうまく分け合っています。
細かいですが、クローゼットの奥にも文庫本などをおける書棚をつくりました。
クローゼットの奥行は、91cmありますが、60cmもあればハンガーはかけられます。
ハンガーパイプを中央に設置せず、少し手前に設置して、奥側に棚を作ったというわけです。
普段は読まないけど、たまに読みたい書籍などをしまって置くスペースに最適ですよね。
さて、今回のお宅で目についた住宅設備機器はこちら。
賢く省エネ『エコナビ』機能のついた洗浄機能付きレンジフードです。
一番左のボタンに、洗浄と書いてあるの、わかりますか?
このレンジフード、ボタン一つでレンジフードの中を洗浄する機能が付いています。
仕組みはいたって簡単。
①まず、40~45℃のお湯を用意して、白い給湯トレイに入れます。
②蓋をして、先ほどのボタンを押す。
③10分ほどで、レンジフード内の洗浄が終わり、排水トレイに洗浄後のお湯が貯まるので捨てる。
以上で終わりです。
レンジの外回りは、さっとひとふきしてあげれば綺麗を保てます。
便利ですね。
さて、最後に地下に設けた和室をご紹介しよう、
と思ったのですが、なんせスマホではいい感じに取れません。
全貌は施工事例でご紹介するとして、今日のところは地下に設置した
ドライエリアから光を取り込む窓をご紹介しましょう。
この窓ひとつあるだけで、明るさが全然変わってくるんです。
完成間近。
施工事例のアップまで、しばらくお待ちください。
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