外の騒音がひどい時、あるいは室内で大きい音を出す時に必要になるのが遮音性能です。
遮音性能を高めるための方策は色々とありますが、まずは構造の重さが重要です。
基本的に比重が重い建材ほど、遮音能力が高まります。
木の柱や、断熱材、外壁等それほど重くない建材で建てる木造よりも、壁や床、天井6面全てを
重いコンクリートで建てた建物の方が遮音性が高いのはこのためです。
そう言われると、『音が漏れなさそう』、『騒音がしなさそう』、という感じがしませんか?
騒音の大きさは、デシベルという単位であらわされ、高い方では飛行機のエンジン音で120デシベル、
低い方では、人のささやき声が30デシベルと言われています。
室内では40デシベル台を保てていれば、十分快適に過ごせます。
その建物の立地に合わせた遮音性能を確保するために役立つのが、この騒音計(サウンドレベルメーター)です。
この騒音計で外部の騒音を計測し、あまりに騒音がひどい場合はその騒音レベルにふさわしい騒音対策を行います。
また、当社には、楽器を弾いたり、音楽を大音量で楽しみたいからと、防音室のご依頼をいただくことも少なくありません。
そんな時にも役立ちます。
冒頭にお話しした通り、コンクリートは遮音性能の高い建材です。コンクリートの壁だけなら、
非常に高い遮音性能が発揮できるのですが、実際には窓や換気扇があります。
防音室のように遮音性能をさらに上げる必要がある場合には、この開口部をいかに丁寧に対処できるかが
成功のカギを握っています。
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