建築ブログ

12.27 | 未分類

年末年始休暇のお知らせ

当社は、明後日12/29（金）より、1/4（木）まで、
年末年始休暇をいただきます。

本年もご愛顧をいただき、ありがとうございました。

心より御礼申し上げます。

来年も変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。

 

さて、それでは、新しい家づくりをご紹介しましょう。

来年の着工に向けて、着々と準備を進めております。

もともとは、耐震性や防音性に優れたコンクリートを1階部分に使う、
混構造住宅をご検討いただいておりました。

RC造だと、建物の重さが木造に比べ段違いに重いので、
それだけの重さに耐える必要が出てきます。

葉山の土地はそれだけでは、RCの重さを支えるほどの地耐力がなく、
何かしらの補強をする必要があることがわかりました。

もともと木造に比べ、RC構造の方が費用は掛かりますので、
合計するとかなり高額になってしまいます。

 

それなら！

 

と割り切って木造に切り替えて進めることとなりました。

地下もないので。

木造であれば、RCに比べれば軽く、（とはいっても重いんですが）
地盤に手を入れる必要がありません。それゆえ、余計なコストがかからないのです。

地盤にかかる費用は、少し残念ですよね。

目に見えない部分ですから、満足度が高まらないんです。

必要だし、とても大事なんですが。

 

その分、内装材や設備、たとえばクロスや建具、照明、冷暖房などの住宅設備、
造作家具や備品など、お好みで揃えるものに投資したほうが満足度が高いのです。

それ以外にも、木造には木造のメリットがあります。

窓枠や外壁材等の部材が豊富で選択肢が広い、
将来の増改築がしやすいなどなど。

室内は、内装で覆ってしまうと、構造による差が出にくいのですが、念のため。

この写真、気に入っているので少し大きめにご紹介してみました。

 

ちなみに、現在建築中の、賃貸併用住宅＠川崎市麻生区も木造住宅です。

 

このように、建築物は、それ単独で考えることができませんので、
その土地ごとに、特性を見極め、ご要望と建築に関する制限の折り合いを付けながら、
最適な解を見つけていきます。

 

この作業は、ご自分ではできません。

 

「そろそろかな？」と思われたら、ぜひ当社建築相談室をご活用ください。

 

2019年10月の消費増税まで、あと1年10か月。

 

現在の税率が適用される、建築請負契約最終期限はその半年前ですから、
残り1年4か月です。

余裕を持って検討し始めるには、このお正月がいいタイミングだと思います。

 

末筆ながら、

みなさまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

良いお年をお迎えください。