建築ブログ
完成間近！多層階二世帯住宅＠横浜市鶴見区
今日はよく晴れましたね~。
昨日の雨から一転して、台風一過のような天候でした。
『多層階二世帯住宅@横浜市鶴見区』
本日、お引渡しの前に、完成間近の現場を撮影してまいりました。
現地
こちら、前回ご紹介したお写真です。
現地は前面道路が広く、1区画1区画がとても広い分譲地の中に位置します。
南向きの高台で、日当たりも見晴らしも最高の好立地です。
素敵な写真はカメラマンさんの写真を待つこととして、
例によって、気になるポイントをアイフォンの画像で紹介してまいりましょう。
まずはこちら。
地下車庫内部
こちら、車4台は入ろうか、というほどの広さを確保した地下車庫。
型枠を設置するための点＝ビーコンがドット柄のよう。
打ちっぱなしの表面がきれいでしょ？
って、この写真で注目していただきたいのはそこではありません。
なにかというと、これ。
下から見上げたところ
天井に付いている、このわっか。
これは何のためにつけたかというと、このわっかに、ハンモックとか、サンドバックとか、
ブランコとか、ぶら下げて遊ぶために付けました。
『こんな小さくて貧弱なわっかにハンモック？危なくないの？』
という声が聞こえてきそうですが、大丈夫。
コンクリートを打設する前に、型枠内にスラブインサートというナットの役目をする部材を仕込み、
そのままコンクリートで固めます。
このスラブインサート、奥が傘のように開いていて、ちょっとやそっとのことでは
抜けない仕組みになっているわけです。
そのナットに、わっか役のボルトをはめるんですね。
そうはいっても、いくらでも行けるというわけではありません。
普通の方が載るハンモックやブランコくらいであれば十分という耐荷重です。念のため。
さてお次はこちら。
階段下収納 廊下側
一般的な階段下収納ですね。
子世帯のリビングのあるフロア、廊下側です。
階段下収納 リビング側
こちら、反対側リビング側から見た階段下収納。
パントリーです。
この階段、横幅90ｃｍサイズですが、その下のスペースを45ｃｍづつ分けて、
廊下側とリビング側双方で使う作戦です。
実は90ｃｍも奥行があると、特に低い位置の棚の奥のモノがとりにくいので、
両サイドで分け合った方が便利なのです。
廊下側の収納にあった方が便利なもの、リビング側にあった方が便利なものというのもありますし。
階段下収納リビング側２
リビング側、向かって左には洗濯機を置きました。
洗濯機は奥行きが必要ですので、この90ｃｍ分はリビング側で使います。
このように、用途と奥行を考えながら、一つのスペースを表裏で分けあって使う、
というアイディアはよく使われます。
シューズクロークベンチ
こちらシューズクローク。
正面のベンチは帰宅後や、掃除をした後にちょっと休憩できるスペースとしてつくったものです。
この左手、ハンガーポールがちらりと見えていますが、やはり表裏に分けています。
こちら側はアウターをかけたり、ゴルフバックを置くスペースとして、
裏側の土間スペースに面しているところは、傘の収納と靴の収納があります。
キッチン カウンタートップ
さて、話は変わりまして、こちらキッチンのカウンタートップ。
端が反っているのがわかりますか？
どうしても、洗いモノをすればカウンターには水が溜まります。
気付かない間に水がポタポタ・・・なんて経験ありませんか？
そんなことにならないように。それでいて気にならない程度の反り。
配慮が感じられます。
最後は洗面化粧台の床材。
洗面脱衣室の床材
スウェーデンの床材メーカー ボロン社のクリエイトという商品です。
全ての床材をビニール織で製造しています。
ビニールというと、ベタベタと乾きが悪そうなイメージがあるかもしれませんが、
畳のような肌触りで、サラッとしてとても気持ちいい商品を取り揃えています。
こちらのクリエイトファシオは2階の洗面化粧室です。
光の反射によって、見え方が変わります。
1階に使ったのも同じクリエイトのコマ―。色味が違います。
施工例でご紹介するとこんな感じ。
1階洗面室の床材 クリエイトコマ―
柔らかくて肌さわりが気持ちいい床材です。
他のフロアも床材にはこだっわっていて、地下のホールには白い大判タイル、
1階フローリングは銘木のタガヤサン、2階はタモと使い分けています。
実物はカメラマンさんの写真でご覧いただくこととしましょう。
しばらくお待ちください。