建築ブログ

「鶴見の家」～室内塗り仕上げ

ご存知の通り、昨日梅雨入りいたしました。

でも、今日は晴れたうえ、涼しくて過ごしやすいですね。

いよいよ工事のスケジュールを狂わす季節。

これから40日ほど、落ち着かない日が続きます。

さて、完成間近の鶴見の家。

工事が進んでいます。

今日は、室内の仕上げの模様をご紹介しましょう。

「鶴見の家」は、クロスを使わず、室内全面”塗り”で仕上げます。

珪藻土での塗り仕上げですから、こんな梅雨の日は、微妙に湿気を吸収してくれます。

まずは、下地の処理から。

下地処理

当然ですが、そのまま塗ると、石膏ボードの切れ目や釘の跡がはっきりと残ってしまうので、
きれいに仕上がるように、ご覧のように下地段階で整えます。

この作業はクロスでも行います。

天井塗り

まずは天井から。

掃除も塗り作業も、”上から”が基本ですね。

天井の塗り作業は大変ですよね、タダでさえ作業がしにくい上、重力とも戦わなければなりません。

全面塗り上げですと、調湿性をはじめとした、塗り壁の効果が高まります。

あたりまえのことですが、面積が広くなりますので。

次は壁。

扇形や、エッジをきかせるスパニッシュ、ヨーロッパの壁を思わせるスタッコ調・・・

などなど、様々な塗り方がありますが、お施主様にお立会いいただきこのようなコテ波仕上げにしました。

壁面塗り

完成近し！

写真でお伝えするのが難しい壁面の塗りですが、
全体が完成したら再度その表情をお届けします。

工事は進みます。