前々回の当ブログで、完成間近のガレージハウスをご紹介いたしました。
先日、撮影に行ってまいりました。
間口はざっと、15m。
これまで、なかなかそのスケールを実感いただきにくかったのですが、この写真だとある程度伝わるのではないかと思います。
屋根の直線的なライン、アールの壁面、外構の白いブロックが印象的です。
ガレージの中に、ガラスが見ますね。
完成写真は、現在準備中。
近く、建築実例にてご紹介いたします。
さて、タイトルの新しい家づくり。
ご紹介した、「ガレージハウス@藤沢市」からもほど近い、海の近くに計画中です。
現在、建築確認申請中。
来月には、地鎮祭を行い、近く着工予定です。
詳細は、追ってご紹介しましょう。
さて、工事が進んでおります、「地下を活用した4層の家」。
前回は上棟までをご紹介しました。
まずは屋根工事から。
野地板の上に、ルーフィング=防水シートを設置しています。
台風など、強い風に伴う雨は、屋根材だけでは防ぎきれず、内部に侵入する場合があります。
そんな時にも、野地板への侵入を許さず、このルーフィングで遮断します。
ルーフィングの上に屋根材を設置します。
下から上に向かって重ねていくことで、たいていの雨は内部に侵入することなく、雨どいに流れます。
間に挟まっているのは雪止め金具です。
屋根工事、完了しました。
これで雨が降っても大丈夫。
続きまして外壁です。
外壁も屋根と同じように防水シートで覆って、外壁材を設置します。
この防水シートは、水分は通さないのですが、湿気は通す優れもの。
外からの雨水をはじきつつ、室内の湿気を通して、通気層から外にはじき出し、内部結露を防ぎます。
水を通さず、湿気を通す。
その秘密は、このシート、ビニールではなく、ものすごく細かい繊維でできているんです。
不織布マスクが一時期よく取り上げられていましたが、このタイベックも不織布=織らずに絡み合わせた布です。
今回の外壁の仕上げ材はサイディングボードです。
このサイディングボード、これまでは内部の下地材に釘を打って留めるケースも多かったようですが、
内部の下地にフックのついた金具を取り付けて、サイディングをはめ込み、設置します。
釘で留めると、サイディングに穴をあけることになりますし、釘が直接外気にさらされます。
美観的にも耐久性もこちらの方がメリットが大きいですね。
コーキングは窓まわりなど、一部のみ行うタイプですので、サイディングのつなぎ目が目立ちにくく、見た目にもスッキリ仕上がりました。
今回使用する断熱材はこちら。
リサイクルペットから生まれた断熱材です。
品確法で定められた最高の等級である、断熱性能等級4に対応する断熱材で、体に優しく赤ちゃんがくるまっても大丈夫、という環境にも身体にも優しい断熱材です。
設置が完了しました。
これより、内装工事に進みます。
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