建築ブログ

新しい家づくりの始まり＠横浜市港北区

モノの値段が上がっていますね。

ウッドショックと言われた木材価格の上昇、８週連続の上昇で１６７円を突破したガソリンをはじめとするエネルギー価格の上昇、食料品も幅広く値を上げているようです。

「世界的なパンデミックの収束から、経済の復活にともない、需要と供給のバランスが崩れたために起きたもの」

そういう品目ももちろんありそうですが、他国に比べて物価が安いと言われ、さらに円安が進みそうな状況を考えると、大きな流れは変わりそうにありません。

物価が上がるということはお金の価値が下がるということ。

そんな時に、「自分たちが住むための家」を建てる時期が到来するというのは、ラッキーだと思います。

価値が下がりそうなお金を持っているよりも、「自分たちが本当に必要なモノ」に替えておいた方がいいですよね。

というわけで、一番住宅を必要とするライフステージを迎えた子育て世代のご家族が建てられる家づくりのご紹介です。

完成予想模型

建築用地は、ご主人様のご実家。

「道路と敷地の高低差が４mほどあるため、建て替えに伴う擁壁の処理に相当なお金がかかりそう。上手に生かせる設計をできないものか？」

ということで、当社の建築相談室にいらっしゃいました。

今回のプランでは、地下には１台分の車庫とシアタールームを配置します。

１階は、開放感のあるリビングダイニングキッチンで、仕切りがあるのは、お手洗いと収納（パントリー）と階段室のみ。

道路奥側にダイニングキッチンゾーン、中央にピアノを置き、道路側は65インチの壁掛けテレビを設置するくつろぎのリビングを配しています。

さらに、リビングからはタイル張りの広々テラスに続き、アウトドアリビングを楽しめます。

２階はプライベートゾーンとして、３つの個室とサニタリースペースを確保。

浴室、洗面脱衣室、洗濯室とバルコニーが同じフロアにあるので、重い洗濯物を抱えて階段を上る必要もありません。

南面

来月着工、完成は来年の夏ころを予定しています。