今月7日にブログでご紹介した、『ガレージハウス@港北区』。
完成間近です。
当社の建築事例は、デザインを重視したものや、地下室・地下車庫のある家のような、
機能性を重視したものが比較的多いと思います。
しかし、この『ガレージハウス@港北区』。その名のとおり、遊び心満載。
この全貌は、きちんとご紹介したいので、伝わる写真が撮れたあとでご紹介いたします。
今日のところは、ほんの触り。
さて、この『ガレージハウス』、ガレージはガレージでも、二輪車のガレージなんです。
あんまりわかりやすくありませんね。
はい、全貌は後日ということで。
左が、アメリカンバイクの象徴的存在。スタンドがまた、しびれます。
真ん中にあるのが盗難防止用のチェーン。
ずっしりと重い・・・。10kgは優にありそうです。
以前に、ホコ×タテという番組で、絶対切れないチェーンVS切れないものがないカッター(?)
という対決をやっていたと思いますが、なるほどこれは切れないな、と思いました。
右の管は?果たして・・・
そう、ダクトなんです。
このダクトで、バイクの排気を外に出すわけですね。
これがあれば、ガレージの中でエンジンをかけながらバイクをいじっても大丈夫、というわけです。
次にご紹介するのは、家のテイスト。
モダンとか、ナチュラルとか、住宅にはいろいろなテイストがあります。
このお家は、アンティークな雰囲気に仕上がっています。
壁の質感であったり、床の質感であったり、ニッチや、化粧梁などもそのような印象です。
まずは照明から。
これは、玄関ホールのウォールランプ。
壁の陰影がよくわかりますよね。
こういう壁紙ではなく、本物の珪藻土を塗っています。
お施主様からのご依頼で、わざと粗めに塗り、陰影が際立つようにしています。
アンティークな雰囲気を醸し出す、オレンジ色系の珪藻土がよく合っています。
上の窓には、ロートアイアンの面格子をつけました。
次は床。床にはアッシュという無垢の床材を敷いています。
普通は白っぽい木肌なのですが、これを燻して濃い茶色にしています。
床はこんな感じです。
いい色が出ているでしょう?
手洗いの壁には、モザイクタイルを施工しています。
『あ、昔こういう手洗いのある家に行ったことがあるような気がする』
そんな声が聞こえてきそうです。レトロな雰囲気が漂っていますよね。
キッチンにもモザイクタイルを施しています。
タイルはいいですね、深みが増します。
このモザイクタイルは、愛知県にあるニッタイ工業という老舗が出しているものです。
創業70年あまり。創業当時は煉瓦を製造、その後1955年からタイル事業をはじめたそうです。
もう一つご紹介しましょう。
リビングのコーナー。
アールを施して、空間に柔らかみをもたせます。
ん?その横に、なにかありますね。
拡大してみると、
そうなんです。これが、照明のスイッチなのです。
可愛らしいでしょう?
遠くから見たら、一瞬ホテルのランドリーロープかと思ってしまいました。
照明をつけるとこんな感じ。
最後のおまけは、住宅設備。
これは、テイストとは関係ありません。
パナソニックの引き戸、ソフトクローズ。
昔、『引き戸を強く閉めたら、勢い余って跳ね返ってまた開いちゃった』という経験をしたことありませんか?
このソフトクローズは、力強く閉めても、閉まる直前にブレーキがかかって、静かにしまってくれるんです。
その秘密がこれ。
上のレールについたフックのような器具が、勢いよく閉まり来る引き戸にブレーキをかけるのです。
ここでは、体感して頂けませんが、なかなかの優れもの。
閉めた時の『バン!』という音も皆無。
不思議と自分で閉める音は気にならないけど、人が閉める音は気になったりするものです。
いつも感心しますが、住宅設備の進化は止まりませんね。
次回は全貌をお届けしようと思います。
写真の準備ができるまで、今しばらくお待ちください。
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