建築ブログ

格子のルーバーがある家＠鎌倉市～コンクリート打設工事終了まで

本日、最終営業日となりました。

今年も１年、大変お世話になり、ありがとうございました。

さて、本年最後は印象的な格子のルーバー工事の模様をご紹介しましょう。

まずは完成イメージから。

過去の施工事例です。

コンクリートを格子状に打設します。

型枠を設置した状態がこちら。

当然ですが、１枠１枠、型枠を設置して、碁盤の目のように配筋を行っています。

奥の平屋根の打設を終えたら、手前の格子状の配筋にコンクリートを打設していきます。

このお住まいの特長は、眺望の良さ。

画像だとわかりにくいのですが、ずっと奥の方に見えますね、

丹沢山系のやまなみと、その奥に冠雪した富士山が。

周囲に高い建物がないので、遠くまでよく見えるのです。

というわけで、格子のルーバーへのコンクリート打設を完了。

養生期間を終え、型枠が取れました。

屋上でも作業を行うので、足場に階段を設置しています。

工事が終わると見えない屋上からの様子がこちら。

美しく仕上りました。

立方体の空間が整然と並んでいる様子は、ワッフルを想わせます。

こちらは２階の室内。

中央に空いているのは吹き抜け。

左側に並ぶ３つの縦スリット窓からの光をリビングに落とします。

かなり面積のある吹き抜けなので、危険防止のため、単管パイプで囲っています。

よく見ると、右奥にもパイプで囲っている部分があります。

これは何かというと、

階段室とエレベーターが並んで納まる部分です。

１階からのアングルですが、２階と、その上にも床があるのが見えます。

屋上に上がる塔屋までつながっています。

構造躯体のコンクリート打設工事まで完了。

年明けより、内装工事にかかります。