昨年11月に、パナソニックが住宅設備事業をYKKに売却するというニュースがありました。
YKKは、ご存知の通り、樹脂サッシをはじめとする窓やエクステリアに強いYKKAPの親会社で、室内の住宅設備市場では影響力が弱く、これからリフォーム事業に注力したい同社にとっては、ぽっかり空いていた穴を埋めることになります。
ところが、このニュースでひそかに注目を浴びていたのは、それまでの提携関係。
YKKAPは、水回りに強いTOTOと、それ以外の内外装に強いダイケンと3社で20年以上前から連携していました。
パナソニックは、トイレのアラウーノをはじめ、システムキッチンや浴室、洗面化粧台などTOTOと競合する水まわりはもちろん、室内ドアや床材などダイケンと競合する建材も扱っています。
この難しい状況に対して、一昨日、初めてYKKAPのコメントが報道されました。

YKKAPの堀会長によると、3社連携は「何らかの形で続ける」。
3社で共同出展しているショールームには「パナソニックの商品は出さない」で、3社連携の継続を目指すそうです。
TOTOもパナソニックもダイケンも、日本の住宅産業を支える企業群で、当社にとっても重要なサプライヤーです。
ぜひ、生活者志向な、いい形でのシナジーが得られるように期待したいものです。
さて、昨年4月に初めてご紹介したレッドゾーンに建てる地下車庫のある家。
いよいよ完成が近づいてまいりました。

こちらの写真、左手の階段は新しく造り直していますが、その下の擁壁は既存のまま。
着工前の様子を振り返りましょう。

古家は解体された後の様子ですが、階段の上に門扉が残っています。
この先に玄関がありました。
今回のお立て替えでは、地下車庫を設け、玄関もその隣に据えています。
建物の脇にあたる階段下の擁壁はそのまま活用できたので、活かしつつ、階段だけは造り替えています。
なぜ階段は造り替えたのか?

今回の計画では、1階のリビングからフラットに続くウッドデッキを造ります。
となると、その奥行きが必要な上、玄関よりも高さが出ます。
そのため、既存の直階段からL字に曲がるかね折れ階段に変更する必要があったのです。

上から見るとこんな感じ。
広いお庭からもウッドデッキからも階段にアクセスできます。
地下に玄関を配置することで内階段になる「地下車庫のある家」は、外出時や帰宅時にはとても便利なのですが、ゴミ出しや外のモノを搬入・搬出する時には、この外階段がとても重宝します。

階段下の土間コンクリートもこのタイミングで打設します。

住宅前に、排水の役目を果たすL字側溝が取り付けられました。
コーンの下にある白い板がそれです。
ただの縁石のように見えますが、L字型の凹み部分に沿って雨水が流され、集水桝に送られるとても重要な役目を果たしています。
L字側溝は地味ですが、よく見られるグレーチング蓋で覆われているU字側溝と同じ役目を果たしています。

住宅の周囲には、土間コンクリートを打設して、犬走りを設けます。
雨水により泥がはねて建物が汚れたり、雑草が生えたりするのを防ぎます。
家の裏に回るときにも、雑草の生えた土の上よりも、コンクリートのタタキの上を歩ける方が安心ですよね。

室内の工事も進んでいます。
こちらはキッチン裏のパントリー。
壁の養生が済みました。

こちらは2階の洋室。
フローリング、クロス張りも完了。

廊下のクロスも貼り終え、工事はいよいよ大詰め。
来月のお引渡しを目指し、最後の仕上げを進めてまいります。
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