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建築ブログ

03.04 | RC造, 賃貸併用・事業用建物

RC賃貸マンションの建築@川崎市~コンクリート打設工事完了まで

前回、1階のコンクリート打設までをご紹介した、RC賃貸マンションの建築@川崎市。

その後の工程を見てまいりましょう。

2階部分の配筋作業に入ります。

壁の配筋をどんどん進め、

2階の天井となる型枠を設置。

ところどころにある白い型枠は、光を通す型枠です。

配筋で囲われ、暗くなりそうなスペースに1か所づつ設けられているのがわかります。

その横の四角い箱は、ダメ穴といわれる開口部で、閉ざされた後、資材の搬入や搬出を行うために設けてある穴です。

3階の床となる配筋が完了しました。

中央やや下に見える赤いマイボトルのようなもの。

これは、墨出しポインターです。

前回ご紹介した2階の床にも同じものがありました。

この真上に先の2階から3階床までの配筋が載っかっているのですが、この墨出しポインターを使って、下の階で設定した配筋等の位置を上の階に正確に引き継いでいく作業を行います。

コンクリートを打設した後、この赤いピンを抜き、下の階の基準点をレーザー墨出し器を使って投射して、上階の墨出しを行います。

こちらは2階内部の様子。

天窓から入る光は通常の3倍といわれています。

壁の窓だけだと奥は暗いのですが、この天窓のおかげでスムーズに作業を行えます。

というわけで2階の天井までのコンクリート打設を完了。

養生期間を経て、3階の配筋工事に進みます。

3階の壁が立ち上がってきました。

今回の建物は3階建てです。

一番奥の型枠を見ると、中央が高い△のカタチをしているのがおわかりいただけると思います。

今回の屋根形状は切妻屋根です。

3階壁面の配筋が終わり、天井となる型枠が設置されました。

棟から軒に向かって斜めに傾斜しているのがおわかりいただけると思います。

屋根の配筋が完了。

これから行うコンクリートの打設作業、これだけ広い、斜めの屋根にコンクリートを打設するのはかなり難しい作業です。

なにが難しいかというと、どれだけの厚みでコンクリートを打設するのか、高さの目安がないと平面に仕上がらないのです。

その基準となるのが棟から軒先方面に何本も渡されている黒い棒。

この黒い棒が屋根の天端=上の端の位置を表し、その高さに合わせてコンクリートを打設していくと、

このように平坦に仕上がるのです。

美しく仕上りました。

右端に見える縦の窪みは何かというと、雨水を回収する雨樋が収まる場所です。

右側は建物の正面となる為、雨樋を建物内部に隠して、意匠性を高めています。

養生期間を経て、型枠が撤去されました。

コンクリートの天井が鏡面の様に窓の外の風景を映し出しています。

とてもきれいに仕上がりました。

牢屋の鉄格子を思わせるこちらの軽量鉄骨は、お隣様のお部屋とを仕切る骨組みです。

この壁は界壁(かいへき)と呼ばれ、天井裏まで達する構造にすることが義務付けられています。

この界壁、住戸同士を仕切るのがメインの目的ですが、2つの性能が求められます。

1つは延焼を止める防火性能、もう一つは音漏れを防ぐ遮音性能です。

この2つの性能を担保するために、不燃の石膏ボードを両サイドに2枚づつ設置します。

内部には音を吸収する役目を果たす、グラスウールを設置して両側から挟みます。

音の問題を抑えるためのもう一つの工夫がこちら。

ちょっと分かりにくいのですが、隣り合っている軽量鉄骨の設置場所が簿妙にズレているのがお分かりいただけますでしょうか?

矢印中央の軽量鉄骨は手前に隙間がありますが、両隣は上部の材との間にズレがなくフラットにつながっています。

取扱説明書に、施工する際の断面図が載っています。

〇で囲った四角い図が軽量鉄骨ですが、挟まれている石膏ボードの両サイドに密着することなく、どちらか一方の石膏ボードに密着するようになっています。

糸電話を思い出していただくとわかりやすいと思うのですが、密着していると振動で音が伝わりやすくなってしまうのですね。

このように、石膏ボード×2とグラスウールで遮音・吸音効果を高め、骨組みとなる軽量鉄骨を挟まれる石膏ボードの片側を密着させないことで振動による音漏れを防ぐ、という3段構えで防音性を高めています。

ということで、防火・防音性を高めた界壁が仕上がりました。

こちらは廊下の様子。

各居室から伸びるダクトには、セラカバーと呼ばれる排気ダクト用の防火材を取り付けています。

駆け足でご紹介してい参りましたが、構造躯体の工事を終えました。

これより内外装工事に入ってまいります。

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