もう2週間前になりますが、朝日住まいづくりフェアに参加しました。
今年は、スマートハウスEXPOが新しく加わりました。
スマートハウスとは、IT技術を使って家庭内の太陽光発電や蓄電池、家電製品、住宅設備機器を管理し、
消費エネルギーの最適化をはかろう、というものです。エネルギーを創って、蓄えて、制御すれば、無理なく
節電効果が期待できます。日本中で節電が叫ばれる中での新しい取り組みとなりました。
スマートエネルギー構想に関するセミナーも企画され、行政の取り組みを紹介する企画として、
神奈川県知事の黒岩祐治さんが講師を務めていらっしゃり、講演のあと当社のブースにいらっしゃいました。
当社が得意とするコンクリート住宅は、屋根がフラットで太陽光発電が搭載しやすいこともあり、数年前から太陽光発電の
設置には前向きに取り組んできました。
横浜市緑区で3年前に竣工した2世帯住宅のA邸では、建て替え前、電気とガス、冬には灯油を使い年間光熱費は
約40万円ほどかかっていました。新築の際、太陽光発電システムとエコキュートという給湯器を使うオール電化住宅に
したところ、年間の光熱費はそれまでの約半分の21.3万円まで下がりました。さらに、昼間使いきれなかった発電分を
東京電力に売ったところ、その買い取り金額は年間8.6万円。結局、光熱費の自己負担額は12.7万円になりました。
その時、Aさんは年間約27万円の光熱費の節約に成功したのです。
エネルギーを創ることに加え、蓄えて、制御もできれば、さらに節電効果が期待できそうです。でも、本格的なスマートハウスの
導入には、当然コストがかかりますのでそこは慎重に判断していく必要があります。
朝日住まいづくりフェアでは、多くのお客様と直接お話する機会に恵まれ、たいへん刺激を受けたイベントとなりました。
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