今から17年前、1998年に竣工したRC住宅@唐木田。
そろそろ外壁をメンテナンスすることになりました。
竣工当時は、こんな感じでした。
17年の時を経て、どのように変貌したかというと、こんな感じ
遠目では、わかりにくいですが、表札の掲げてある門柱は、直接雨があたるので、
この距離からでも汚れが目立ちますね。
この数年に完成しているRC住宅は、性能の高いフッ素やシリコン系の塗料を塗って、
劣化や汚れを防いでいます。
しかし、当時はフッ素やシリコン系の塗料はまだ一般的では
ありませんでした。
何度かご紹介している『地下室地下車庫のあるの家@踊場』は、
築15年経過していますが、当時はまだ珍しかったフッ素塗料で仕上げたので、
しっかり塗膜で保護されており、まだまだ綺麗です。
今回のお宅は、コンクリートを雨から守る撥水剤の後、フッ素やシリコンに比べると
やや性能の落ちるウレタン塗料で仕上げました。
時間の経過と共に、汚れが付着しやすくなり、そのままだとコンクリートを劣化させる
ことにもなるため、このタイミングで改修することになりました。
完成時には、どれほどまでに蘇るかをご紹介します。
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