2ヶ月ほど前にご紹介した『RC三階建て住宅@中野』。
工事が進んでいます。
前回3/6段階では、1階のスラブ(床)のコンクリート打設工事までご紹介しました。
以前から、何度かご紹介していますが、RC住宅の躯体工事は、階層ごとに同じ工事を繰り返します。
床までコンクリート打設工事を行い、乾いたら次の階層の壁とその上の階層の床までの打設工事を行います。
この工程を繰り返していきます。
今回は、繰り返されるその工程を、あえて写真で追っていきましょう。
これが前の工程から数日経過して、スラブが乾いた状態です。
これから、1階壁面を配筋する工事がが始まります。
1階壁面から、2階スラブまでの配筋工事が完了しました。
これよりコンクリート打設工事に入ります。
その前にスランプ試験です。
適切なフレッシュコンクリートを使っているかどうか、第三者機関に試験をしておいてもらいます。
いよいよ打設工事がはじまりました。
空気が入らないように慎重に打設していきます。
2階のスラブまでコンクリート打設工事が完了しました。
これを数日乾燥させます。
スラブが乾燥し、2階壁面のコンクリート打設工事の準備が始まっています。
3階スラブまでの配筋が終わりました。
次は例によってコンクリートを打設します。
ここでも打設前に、スランプ試験を行います。
手間はかかりますが、間違いのない工事には徹底が必要ですね。
こうして、2階壁面から3階スラブまでの打設工事が始まりました。
そして、ならします。
乾燥したら、3階の壁面を打設するための配筋工事に入ります。
その前に圧接の模様も御紹介しましょう。
圧接とは、溶接の一種で金属同士の表面を密着させて、熱や圧力を加え、繋げる工事のことです。
写真やや中央左に赤くなった膨らみが見えますね。
これが鉄筋同士を繋いだ箇所です。
19mm以上の鉄筋をつなぐ場合には、圧接しなければいけない決まりになっています。
斜めに切れている鉄筋は、その圧接が正しく行われているか第三者機関に審査を受けるために
同じ工程で圧接したサンプルのようなものです。
コンクリート住宅の検査はかなり厳しいモノがあります。
はい、これが屋上の配筋の様子です。
来週の月曜日に、最後のコンクリート打設工事を予定しています。
この2ヶ月半あまり、『RC三階建て住宅@中野』のご紹介は控えておりましたが、
黙々と今ご覧頂いた工程を進めてまいりました。
躯体工事がこれでほぼ目処がつき、これからは内装や外構など、細かな造作もふくめて
ご紹介していきます。
中野ですから、屋上からは新宿副都心のビル街が望めます。
8月末の竣工を目指し、工事は進みます。
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