建築ブログ
完成！ＲＣ3階建て住宅＠中野
久しぶりの更新となります、ＲＣ3階建て住宅中野。
実は、ほぼ完成していたのですが、オーダーキッチンの入庫待ちと、
外構工事の仕上げを待っていました。
ようやく完成し、先日撮影を行いました。
きちんとした写真は、もうしばらくお待ちいただくとして、今日は今回のお宅で採用された
住宅設備のご紹介をいたしましょう。
アイランドキッチン
まずは、入荷待ちだったアイランドキッチン。
天板は大理石。人造ではありません。本物です。
何か気づかれませんか?
『あれ？レンジフードがない？』
なんて気づかれた方は、家づくり上級者です。
そうなんです、このキッチン、つくばのＢＥＴＴＹ＆ＨＯＭＥ（ベティアンドホーム）という
オーダーキッチンの会社で制作しました。
フードがつくと結構な圧迫感があります。
エレベーターで上がった時に、ほぼ目の前に来てしまう
レンジフードを何とかしようと考えました。
レンジフードはどこにあるかというと・・・
ＩＨとグリル
ＩＨと右側に蓋がされているグリルの間にあるスペース。
これが、換気扇になっているのです。
ＩＨとグリルは、ドイツのキッチンメーカーＧＡＧＧＥＮＡＵ（ガゲナウ）社製。
ガゲナウとは、南ドイツにある町の名前で、330年前から鍛冶屋として創業し、
キッチン機器メーカーとして今も活躍するメーカーです。
つま先で Ｏｎ Ｏｆｆ
足元にスイッチがあります。
リビングの床は無垢のナラを使っていますが、
キッチンまわりはこのようなかわいらしい仕上げにしています。
グリルオープン
蓋を開けると電熱線があり、この下に溶岩石を設置して、
ガゲナウ バーベキューグリル
グリルをセットして使用します。
お施主様はつくばのショールームまで足を運び、輻射熱でじっくり焼き
上げげたさんまを試食され、びっくりするほど美味しかったんだそうです。
グリルの下で熱せられた溶岩石が放つ遠赤外線効果で、まるで炭火で
焼いたように仕上がります。
焼いている時に出る油をこの溶岩石が吸収、蒸発させるので、匂いも
それほど残りません。
さて、続きましては、日本のメーカーの製品です。
コンセントのとなり
洗面脱衣室の コンセントの隣にある入力ジャック。
これは、何かと申しますと、
スピーカー
お風呂のスピーカーにつながっていて、浴室で音楽を楽しめるようになっています。
国内キッチンメーカー、トクラスの商品です。
ご存知、楽器製造からスタートしたヤマハのリビング事業の一環として、水まわり商品を
提供していましたが、２年前にヤマハデザインテックから、現トクラスに社名変更しました。
「さすが楽器のヤマハ」と感じられますが、実は給湯器のリモコンにも、音楽を聴ける
機能があるものが出ていたりします。
でも、音はこちらのほうが断然良さそうですね。
さて、続きましてブラインド網戸。
網戸
日中、網戸越しに家の中が丸見えになっているのを外から見て、ぎょっとした経験はありませんか？
このブラインド網戸なら、ブラインドを閉めて目隠しをした状態でも、涼しい風を取り込めるスグレモノです。
ブラインド
一般的なブラインドですと、目隠しをすることで光も遮ってしまうので、そういう意味でも便利です。
但し、昼間に暗くする必要があるときには使えませんが。
玄関腰掛
最後は玄関腰掛け、手すり付きです。
これは本当に便利ですよね。
もちろん使わないときは収納できるので、邪魔にもなりません。
以前からあるものですが、大変便利なものなので、ご紹介させていただきました。
外観等は、きちんとした写真が仕上がり次第ご紹介します。
もうしばらくお待ちください。