Loading...

建築ブログ

02.03 | 未分類

『駆け込み需要は生じるか?』

『来年の消費増税を控え、駆け込み需要はあるのか?』

当社では、3年前の5→8%への消費増税時の混乱を経験し、
事あるごとに、『駆け込み需要の波に飲まれないように!』と、
アナウンスしてまいりました。

『駆け込み需要』の混乱は、お施主様もそうですが、我々も大変なのです。

まず、部材の価格や人件費が上がります。

人件費に関しては、いつも依頼している協力会社さんの料金が上がるというよりも
駆け込みによって積み上がった依頼を期間内に収めようとすれば、いつも依頼している
協力会社さんだけでは手が足らず、外部に依頼せざるを得ないということが起こります。

駆け込み需要は期間内に納めることが求められるので、多少上がっても依頼せざる
を得ません。

締切までに駆け込むわけですから、時間的にも余裕がありません。

時間をかけて検討したいプランや住宅設備に関しても、急いで決めないといけないのです。

このようにいいことのない駆け込み需要。

ですから、『検討するなら、早く早く!合わなければやめればいいだけです!』

と言い続けてきました。

日経ホームビルダー2月号

日経ホームビルダー2月号

そんな中、住宅会社向け情報誌『日経ホームビルダー2月号』に、関連する記事が
掲載されましたので、ご紹介いたしましょう。

前提として、消費税は来年2017年4月1日から10%にあがります。

建築請負業では、契約から引渡しまで時間がかかるので、2016年9月末までに請負契約をすませば、
来年4月1日以降の引渡しとなっても、8%の税率で引渡しとなる予定です。

さて、この情報誌ではどのように見ているのでしょうか?

プレゼンテーション1

住宅着工の推移と予測

黒の折れ線がハウスメーカーの受注予測。これは契約件数と考えてよさそうです。
濃いブルーが賃貸住宅なども含む全体の着工数、薄いブルーが注文住宅です。黒のハウスメーカーの折れ線が契約ベースに対し、ブルーは着工数ですので、時差が生じます。

通常、契約してから建築確認申請を行いますので、2~3ヶ月のタイムラグが生じます。

2013年の9月実績も、本年9月予想も、黒線の盛り上がりの後に薄いブルーの山がくるのはそのためです。

このグラフを見ると、3年前ほどではないものの、今回も前年比、最高で20%程度の駆け込みが
9月の契約前後に発生すると予想されています。

盛り上がるのは7月頃から。

前回は、2月の段階で既に前年比10%以上、4月に第一弾の山場が来ていました。

今のところそのような動きは見られない様子です。

この記事から読み取れることは、

①前回ほどではないものの、9月に向け夏前から駆け込みが起こる
②今年6月頃までは、駆け込みの盛り上がりはなさそう

ということ。住宅設備メーカーのショールームへの来場状況や、住宅展示場の来場者数
などを聞いていても、それほどの動きはまだ出ていないようです。

ということで、増税前の建築を検討されている方は、急いで結論を出しましょう。

『建てましょう』ではありませんよ!『早く検討して結論を出しましょう!』です。

先延ばしにしていいことはありません。

やめたほうがいいという結論であっても、今結論を出すことが大事なのです。

何度も申し上げていますが、地下室地下車庫の家を建てる場合、通常の木造住宅
よりも時間がかかります。

だいぶご認識いただけるようになってきたようで、ここのところ多くの方に、
当社建築相談室にご来店いただいております。

ご検討される可能性のある方はお急ぎください。

神奈川で鉄筋コンクリート(RC)の
注文住宅を建てるなら、
一級建築士事務所 奥建設・
奥建築設計事務所にお任せください。
鉄筋コンクリートの強度を活かし、
傾斜地を地下室や地下車庫の用途で
有効活用するプランの
実績が豊富です。

株式会社奥建設
奥建築設計事務所
0120-03-4836

神奈川県横浜市戸塚区
矢部町1828-45
TEL:045-392-3061/
FAX:045-392-3062