10月に入り、またまた美味しい果物が店頭に並び始めましたね。
まずは、早生みかん。(わせみかんと読みます。早くなるという意味)
緑色の部分が多く酸っぱそうに見えるので、食わず嫌いの方も多いようですが、
なんとも甘い。その甘さをを知る方の中には、
『みかんは早生みかんしか食べない』
なんて方もいるほどです。
りんごも始まりましたね。100円そこそこでいただける幸せ。
堪能しましょう。
さて、新しい家づくりがスタートします。
模型が完成しましたので、早速ご紹介しましょう。
『あれ?どこかで見たことがあるような?』
なんて思われた方がいらしたら、当社WEBサイトに何回か訪問していただいたことのある方でしょう。
『どこかで見たことがある・・・』のはこちらでしょう
『地下車庫のある平屋建て@葉山』。
当社WEBサイトのTOPページ、3枚目の写真です。
お施主様もこの実例写真をご覧になって、『平屋がいい!』
とお思いになったそうです。
平屋は、3階建てが建つ地域や住宅密集地ではなかなか建てられません。
敷地に余裕がある低層住宅地でないと難しい。
今回は横浜市港北区の便利な土地ですが、低層住宅地で南側が空いていることもあり、
計画することができました。
ね?南がしっかり空いていますでしょ?
冬場は陽が低くなりますので、南側の天井を上げて上部にも窓をつくりました。
上から見たところです。
北側には水廻りや地下からの階段がきますが、やや暗くなりますから天窓を設けました。
こちらはリビングを北側から見た様子。
窓の先に内と外をつなぐデッキがあり、アウトドアリビングを楽しめます。
キッチンに立っていても家事をしながら顔を上げると、広いリビング、その先にデッキ、その先に
自然を眺められ、季節の移ろいを感じられます。
地下は玄関と駐車場。ご家族は多くないため地下室はつくりません。
車が趣味なので駐車場を3台分用意しました。
この写真で見る上方にスポーツタイプの車を縦列で2台、下側に1台余裕で駐車できます。
さて、この現場では、もう一つお伝えしたい情報があります。
この写真を見ると、建物の形状が台形になっていますよね、上が長辺です。
南側を広くとっているのかな?と思われそうですが、実は法規制に対応したものなのです。
もう少し引いてとった写真です。
赤く引いた二本の線が、実は平行になっています。
左側の線はお隣の擁壁に沿って引きました。
実はこの現場、この擁壁側=東側が6mほど高くなっています。
万が一、この6mの擁壁が崩壊したら・・・・
まずそんなことはないと思いますが、この世の中、何が起きても不思議ではありません。
この擁壁が崩壊しても大丈夫なところまで後退させて建物を建てる必要があります。
どのようになっているかというと、こんな感じ
この擁壁が崩壊して、抑えられている土が敷地内に侵入したとしても被害が抑えられるように、
擁壁の頂点から図のように地面に向かって35°の角度で引いたラインまで建物を後退させてください、
というルールに則っています。
なので、擁壁と平行に建てる必要があったのですね。
建築物は様々な規則があって大変ですが、長~く使う上、人の命を守るシェルターでもありますから、
しっかりルールを守って進める必要があります。
さあ、いよいよ工事がスタートします。
順次、当ブログでご紹介してまいります。
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