先週ご紹介した地下車庫のある家@港北区の続報です。
壁内の湿気や夏の熱気を外に排出する通気胴縁を設置して、
その上から外壁材を設置するところまでご紹介しました。
当社で使っている外壁材は、旭化成建材のパワーボード。
6つの特長があります。
1つ目は、2世帯を超える60年以上張替え不要を目指す耐久性。
2つ目は、パワーボード自体にサイディングの4倍、モルタルの16倍の断熱性があること。
3つ目は、炎で炙っても引火せず、有毒ガスも出ない防火性。
4つ目は、地震や台風、雨漏りなどにも強い防災性。
5つ目は、騒音を反射、吸収する遮音性。
そして最後が、環境共生。自然素材でつくり、廃材はリユースされる仕組みが確立されています。
現段階では、もっともバランスの良い外壁材と判断して採用しています。
4つ目の防災性の地震に強いお話を少しご紹介すると、まずパワーボードは重そうに見えますが、
水に浮かぶほど軽い素材です。なので、構造に負担をかけません。
さらに、この写真で見ると、パワーボードのつなぎ目がわかると思います。↓
小さい長方形8×20個位の塊が、白い線で囲まれているのが分かります。
この白い線はシーリング材で埋められた目地です。
この目地が地震の時に構造体の変形を吸収するんですね。
こちらは、雨樋を取り付けるフック。
昔、よくあった雨樋フックとちょっと違うの、わかりますか?
昔は、水の通り道となる樋を下から支えていましたよね。
もちろん今もありますが、こちらの雨樋はフックで引っ掛けるタイプ。
こちらのほうが、下からの見え方もスマートですね。
今回は、太陽光発電も設置します。
こちらがソーラーパネルを設置する基礎となる台。
よってみると、このようになっています。
外れても困りますし、巷では、屋根に傷がついて雨漏りがするようなトラブルも発生しているようです。
そのようなことがないように、しっかり取り付けます。
今回の出力電力は3.3kw。
これから毎日何もしなくても働いてくれます。陽が出ていないとダメですけどね。
足場も外れて、全貌が見えてまいりました。
これより内装へ。
工事は進みます。
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