工事が進んでおります、地下室のある二世帯住宅@横浜市神奈川区。
思い出していただくために模型はこんな感じ。
前回は墨だしの模様をご紹介いたしました。
今週はその続きから、・・・なんですがその前に、これまでご紹介したことのない処理を行った
写真がありましたので、その模様から。
解体終了後、地下を掘る前。
水道管の処理を行う写真です。まずはこちらをご覧ください。
道路から引き込んでいる、水道管。
そのまま地中を埋まって、給水されていました。
この先にバルブがあって、水は止まっています。
しかし、この土は削らなければなりません。さあ、どうしよう?
先ほどわきにあった白い箱。
こちらを道路に近い水道管にこのように設置しました。
この液体、何かわかりますか?
ヒント:ジェームズキャメロン監督の「ターミネーター2」後半部分で、
シュワルツェネッガー扮するターミネーターが、製鉄所でタンクローリーを
横転させて、新型ターミネーターを冷凍させたあの液体です。
正解は、液体窒素ですね~。
白い煙が印象的です。
この液体窒素を、ひしゃくに入れて、
白い箱に投入!
そう、凍結させて水の流れを止めるのです。
水が止まった頃合いを見計らって解体してバルブを取り付けます。
はい、水道管処理、完了いたしました。
何事もなかったかのようですね。
工事の進捗に戻ります。
前回の墨だしから、地下スラブの配筋を行います。
中央が地下室部分、右手がカースペース部分です。
スラブ(床)のコンクリート打設が完了し、壁面のコンクリート打設の準備がはじまりました。
「あれ?なんかオレンジ色のコンクリートパネルが中途半端に設置してあるのはなぜ?』
と、疑問に思った方は、観察力のあるかたですね。
地下の壁、山留側は壁に接する面。要はそのまま埋まるので、型枠として使用する
コンクリートパネルは必要ありません。打設後、取り外す必要がないからです。
それならば、なぜ中途半端に1つ飛ばしで設置されているか?
それは、地下室側の型枠=コンクリートパネルを設置するために必要なんですね。
こちら拡大した写真、この突起と反対側に設置するコンパネの突起をつないで
型枠を固定するので、こちらもコンパネが必要なのです。
でも、全面にコンパネを設置する必要はありません。突起があればよいので。
というわけで、このような1つ飛ばしの型枠設置となりました。
型枠設置が完了しました。
地下コンクリートを打設します。
手前側は地下はないので、基礎の地盤面となります。
地下コンクリート工事が完了しました。
現場は上棟まで進んでいます。
これより住宅内部へ。
工事は続きます。
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