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建築ブログ

01.30 | 木造

「葉山の家」工事スタート!

本日の日経朝刊に、生産緑地に関する記事が出ていました。

1/30日経朝刊

 

生産緑地とは、今から28年前=1992年に始まった制度で、
都市の市街地にある「生産緑地」=農地について、
30年間農業を続けることを義務付ける代わりに、
固定資産税を安く、相続税を猶予してもらえる、という制度でした。

4年後には制度開始から一斉に30年を迎え、大量の宅地が住宅市場に放出するのではないか?

といわれ、不動産業界では「2022年問題」などといわれていました。

記事では、新たな税制優遇措置が決まったので、

「都市部の農地を守る上で一歩前進」と結んでいました。

土地が大量供給されたら、4年後には大きく地価が下がるのでは?

などと心配される声も一時期ありましたが、そんなこともなさそうです。

 

別の記事では、一都三県の人口は、22年連続転入超過で増え続け、
一段と人口集中が加速しているとか。

人口減少の話題がクローズアップされることがよくありますが、
今の東京圏に住んでいると、日本が衰退に向かっているようには
とても思えませんよねえ?

再開発の案件がどんどん増えて、東京圏の暮らしはより成熟していくように感じます。

 

さて、そんな中で、年末に少々ご紹介した「葉山の家」。

工事がはじまりました。

 

建て替え前の現地

1区画が大きな分譲地の一角に建つ、旧家。

前面道路が広く、南傾斜の好立地です。

年数が経過し、擁壁も古くなりました。

こちらも、古い家を取り壊し、新しく生まれ変わる工事です。

 

解体中

 

まずは解体から。

晴れるとますます良いですね。

裏手には山も見えます。

冬の低い日差しなのに、北側の家の影が敷地に届きません。

 

擁壁撤去

 

擁壁も撤去します。

高低差がそれほどありませんので、地下はつくらず、駐車場を家の前に設けます。

 

切土

道路に面している部分を削ります。

土地が広いので、駐車スペースもたっぷりとれます。

 

造成完了

前面道路が広く、南傾斜で、間口も奥行きもたっぷり。

こんな条件の立地に家が建てられる機会は、そう多くありません。

完成するとこんな感じ。

 

完成すると…

 

今から楽しみです。

年末にご紹介した通り、今回はコンクリートは使わず木造で建築します。

 

工事は進みます。

 

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