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建築ブログ

01.22 | スケルトンリフォーム

キーワードは『下引き換気扇』

先日、スケルトンリフォーム@横浜市青葉区の現場が完成し、お客様にお話をお聞かせいただける機会がありました。

気になっていたのは、当社をどうしてお選びいただけたんだろうか?ということ。

多くの施工事例は新築ですし、リフォーム専業の会社さんも多いですものね。

『どうして当社をお選び頂けたんですか?』とストレートにお聞きしたところ、きっかけとなったのが、今回のタイトル『下引き換気扇』だったのです。

マンションをリフォームするにあたって、元の独立型キッチンをLDに移動して、アイランドキッチンに変更することを検討されていました。

そこで、『下引き換気扇』を調べていたところ当社の施工事例が出てきたとのこと。

下引き換気扇のアイランドキッチン

この写真、わかります?右手に開くボタンがぼんやり見える・・・エレベーター内部です。

 

エレベーターの扉が開き、正面左にキッチンがあります。

なんかスッキリしてませんか?

そう、換気扇=レンジフードがないんです。

正確にいうと、換気扇はココに。

グリルオープン

グリルの横についているんです。

この換気扇が吸い込んだ煙を、下に取り付けたダクトから排出するしくみです。

マンションリフォームでキッチンを移動する場合、床はいずれにしても二重床にして配管を通す必要がありますので、このようにすれば上部にダクトを設置する必要がなくなるため、この下引き換気扇を検討されたそうです。

これ以降の経緯について、詳しくは近く、スケルトンリフォームの施工事例でご紹介しますので、そちらをご覧いただくことにしましょう。

このような検討を経て、完成したキッチン、ビフォーアフターでご紹介しましょう。

ビフォー

完全に孤立した独立型キッチン。

20年ほど前は主流でした。

今やキッチンは住まいの中心に来る時代です。

アフターはこちら。

アフター

『あ、ど真ん中に!あれ?でも、レンジフードがある!』

と気づいた方はかなり注意深い!

『あれ?レンジフードはあるのに、後付けのダクトがない!』

そこまで気づかれた方は恐らくいないでしょう。

 

そうなんです、結果、下引きの換気扇は、床を相当な高さ上げなければならない上、ダクトを通したあと、外に排出しなければなりませんよね。

新築の場合には、あらかじめそのように設計すればよいのですが、マンションのスケルトンリフォームではそうはいきません。

そこで採用したのがこの換気扇。

でもダクトはないんです。

なぜなら、循環型だから。

中に4層のフィルターがあり、まず油を吸着し、次に煙を、そして臭い、最後に埃や塵をもキャッチする構造です。

この循環型換気扇のメリットは、配管を設置する必要がありませんから、場所を選ばず設置コストも抑えられます。

さらに、通常タイプでは冬場に換気扇を使用するとせっかく温めた暖気を外にそのまま逃がすことになりますが、循環させるので温度は逃がさないのです。

まさにマンションリフォームにお勧めの換気扇。

大人のリフォームでは、元のキッチンを移動して、アイランドキッチンにするのがいいですね。

たとえば、こんな感じ。

マンションスケルトンリフォーム

 

一戸建てスケルトンリフォーム

 

現在、完成写真の仕上がり待ちです。

もうしばらくお待ちください。

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