当社で請け負う木造+RC造=混構造の建物では、木造部分の外壁に、旭化成のパワーボードをよく使います。
理由は、60年以上の耐久性があって、断熱性も高く、燃えにくく、遮音性も高い上、地震時の変形をパワーボードを止める目地で吸収するので安全で、軽いから建物の負担も少なく、圧縮にも引っ張りにも強いという特長があるからです。
例えば、こんな感じ。
とか、
お色味もシックで、目立ちすぎず、それでいて味気ないわけではない。
落ち着いた佇まいがいい感じでしょ?
木造部分の外壁、パワーボードのラインも一役買っていると思います。
いま取り組んでいる、混構造の保育園、木造部分にはやはりパワーボードを使います。
こちらが見本。
「繊細なボーダーが美しい外観を生むライン系パネルは、都会的で飽きのこない表情を演出します。」
とは、メーカーの紹介コピー。
この商品が、25㎜幅の最も細いラインなんですね。
こちらは、その3倍の75。
今回はこれら、2つのパネルを採用します。
やはり住宅とは違って、公共的な意味合いが強い建物ですから、少々目立った方がよいでしょうし、子供たちにとっても印象に残りやすい建物の方が、愛着がわき、大きくなっても覚えていてもらえるかもしれません。
というわけで、足場がとれ、外観お披露目です、こちら。
ライン75とスマートライン25を交互に貼ることで、チェッカーフラグのような格子柄が浮き上がりました。
これなら、「あの、赤いチェックの保育園ね?」なんて、覚えやすいのではないでしょうか?
個人の家だと、敬遠する方の方が多いと思いますが。
ちょっとお天気が悪くて、鮮明ではありませんが、下から見た時にもはっきり見えます。
車庫の上はバルコニーになります。
こちら正面。
2つあるハシゴの右手側には、らせん階段ができます。
上部の横とその真上に凸が見えますが、そこが階段の踊り場になります。
この外壁にらせん階段。想像すると、ちょっと楽しい建て物ができそうでしょ?
さあ、完成までもう少し。
工事は進みます。
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