先月、止水板のご紹介をした、地下室地下車庫のある家の続報です。
地下の床部分のコンクリート打設工事が終わり、地下部分の配筋を行っていきます。
きれいに配筋が組み上がっています。
赤い矢印の部分が地下車庫から、玄関に通じる室内への入口です。
スリーブとは、吸気、排気を行うための穴です。段ボールのような厚紙に緑のテープを巻いた筒の部分です。
コンクリートを打設した後、取り外します。
コンクリートにそのまま穴をあけてしまうと、とても強度が落ちてしまいます。
強度を保つために、その周りに配筋を行って補強するのです。こう見ると、しっかり補強されているのがわかります。
建物の内部にある床には、斜めの配筋は行いませんが、隅(すみ)にあたる部分には、この写真のように
補強のための配筋を行います。ちょっと見ると、周囲にも配筋があり建物内部のように見えますが、左側はエレベータ用の空間、
右側は排水施設の設置場所になるので1段下がっています。結果、この床は隅になるので補強します。
茶色い管は、電気の配線です。コンクリートに埋まりますが、この管の内側を配線が通るので、トラブルがあったり
配線の更新時期などにも簡単に交換できます。
地下車庫の梁部分の写真です。ピンクの管で巻いた鉄筋が16mmで、ブルーの管で巻いた鉄筋が10mmです。
ブルーの管で巻いた鉄筋をスターラップといい、150mm間隔で鉄筋が巻かれています。
見慣れない定規ですよね。1目盛り10cm単位で長さ1m。数字が書いてある右上のやや長い目盛りが
その長さを表しています。
このような配筋の指示は、全て構造計算に基づいて行われていて、その設計通り施工されているかどうかを
このように写真を撮って、第三者でも確認できるようにしていくのです。
この後、地下部分のコンクリート打設を行って、いよいよ上棟です。
神奈川で鉄筋コンクリート(RC)の
注文住宅を建てるなら、
一級建築士事務所 奥建設・
奥建築設計事務所にお任せください。
鉄筋コンクリートの強度を活かし、
傾斜地を地下室や地下車庫の用途で
有効活用するプランの
実績が豊富です。
神奈川県横浜市戸塚区
矢部町1828-45
TEL:045-392-3061/
FAX:045-392-3062