2020年最初の月も折り返しました。
おかげさまでお正月気分も吹き飛び、目の前のお仕事にまい進しております。
年末から工事が始まっておりました、横浜市港南区の新しい家づくり。
まずは模型からご紹介しましょう。
この写真をご覧になって、『ん?なにかがいつもと違う。』と気づかれた方は、当社のホームページをよくご覧いただいている上に、注意深い方です。
さて、なんでしょう?
はい、地下車庫と玄関が離れていて、内部で行き来できるタイプの住まいではないのです。
もともと、お施主様からご相談をいただいたときには、既存の地下車庫を壊して新しく地下室地下車庫の家を建てたらどうか?というご相談でした。
建物は、今は亡きご両親が40年ほど前に建てたものということでしたので、そろそろ建て替えどき。
しかし、地下車庫は、室内で一体化しているタイプではないものの、平成2年に造ったもの。
しかも、検査済証もあり、まだまだ十分活躍できます。
実際の現場はこちら。
今ある地下車庫を解体して、新たに地下を掘って、地下室地下車庫のある家を建てようとすると、そのまま家を建て替える場合に比べ、1千万円以上は違ってきます。
しかも今回の土地は、地下の容積率緩和を活用せずとも充分にご希望の広さを確保できるだけの広さがありました。
それならば、地下車庫はいまのまま活用して、住宅部分だけを建て替えるという手もありますね、というご提案もさせていただき、最終的には、車庫はそのまま活用する方向でご決断いただきました。
というわけで、今回は建物だけを解体します。
地下を造る根切りの工事と比べると、手間もコストも大きく異なることが感覚的にもお分かりいただけると思います。
防水シートで覆い、型枠で囲います。
防水シートの上にきれいに配筋されました。
まずは、建物の重さを面で支える耐圧盤のコンクリート打設工事を行います。
この後に、建物の土台が載る立ち上がり部分の打設へと続きます。
基礎の立ち上がりの打設を終え、土台が載りました。
ここまで来ると、屋根が載る上棟までは一気に進みます。
当社が得意とする『地下室地下車庫のある家』や、コンクリート住宅は、堅牢で長持ちする上、やりようによっては建物面積が1.5倍にも増やすことができるなどメリットが多い方法ですが、それだけコストがかかりますし、工期も長くなります。
現場の状況とお客様のご要望を踏まえ、最適な選択をご提案させていただくことがとっても重要だと考えています。
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