本日彼岸の入りです。
昨夜は風が強く、震えるほどの寒さでしたが、19日の最高気温は21度まで上がる予報。
その翌日は春分の日と、本格的に気温が上がり季節の変わり目を実感できそうです。
世の中のムードも、少しづつでも良い方向に変わってくれることを期待したいものです。
さてそんな中、外断熱4階建てRC住宅@川崎、完成を控え急ピッチで工事が進んでいます。
今日は内部の工事の模様をご紹介しましょう。
まずは洗面脱衣室。
既製品ではなく、ピッタリとそのスペースに合うように造作しています。
棚とボウルの壁面はモザイクタイルをあしらっています。
ひらめき ときめき かがやき おどろきを大切にするダイナワンという会社のインディゴブルーという商品。
商品コンセプトは、「デニムの持つラフな素材感を湿式の生地で、経年による色の変化を3色の釉薬で表現した」とあります。
現場の写真がやや暗く、このコンセプトが伝わらないと思いますので、メーカー画像をアップでご紹介すると、
ラフさと、微妙な色味の違いがわかりますね。
ダイナワンの女性社員が開発した商品だそうですが、開発意図までわかると愛着がさらに深まるのではないでしょうか。
こちらはバルコニー。
床に置かれているのは、タイルを支える束(つか)です。
家の土台を支えるのは鋼製の束ですが、屋外では錆びる可能性があるので使えません。
コンクリートで束をつくるのは、大変だし高さ調整ができない。
そこで、生まれたのがプラスチック製の束、マルチフット工法と言います。
樹脂製のため、腐食、サビ、シロアリの心配がいらず、回転させることで高さ調整も可能な優れもの。
屋上、ベランダ、デッキなどエクステリア専用の束です。
このように4点でタイルを支えます。
タイルはアドバンのサイト20という、20ミリの厚みで安心感のあるタイルです。
今回の引き戸や建具の多くは、ほぼ天井いっぱいまであるタイプ。
下がり壁がないので、開放感たっぷりです。
リビングのAVボードの壁面にもタイルをあしらいました。
アドバンのメタラインエクスペリエンスアイロンマット。
天然の石調タイルで、お色味といい、マットな質感といい重厚感のある雰囲気です。
壁面自体を見るとわかりにくいかもしれませんが、鏡に映る壁面を見ると、丸い点と直線が確認できると思います。
これは、コンクリートを打設した後の型枠とピーコンの跡、そう、打ちっぱなしの壁です。
通常のRC造の建物ですと、壁面の内部は断熱材を施工して、石膏ボードで覆ってしまうので、打ちっぱなしにはなりません。
今回は外断熱RC造だから、このように内部を打ちっぱなしにできるのです。
タイルなどで装飾したインテリアはもちろんスタイリッシュですが、無機質なコンクリートの打ちっぱなしで仕上げるのもとってもクール。
そろそろ完成が近づいてまいりました。
仕上がりが楽しみです。
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