梅雨明けが8月にずれ込み『夏が待ち遠しい!』と思った1か月前を後悔するような暑さが続いております。
今日も曇りの予報から一転、サンサンと日が当たって、予想最高気温は33℃となっています。
国土交通省のサイトによると、熱中症のリスクが最も高いのは建設業。
圧倒的です。
今回はそんな過酷な現場で働くわれわれの熱中症対策をご紹介しましょう。
こちらは工事不要で移動が楽なスポットエアコン。
工事現場は当然普通のエアコンなどありません。
閉ざされた真夏の空間で作業を続けていると、どんどん温度が上昇して危険です。
そんな時に首や頭に冷風をあてると復活します。
こちらは言わずと知れた冷水器。
踏めば冷たい水が出るという大変ありがたいアイテムです。
でも、水ばかりを大量に摂取すると体内のナトリウム濃度が低下し、低ナトリウム血症を引き起こすことが知られています。
そこで登場するのは、
冷やしたスポーツドリンク類。
この経口補水液は、通常時に飲むと明らかにしょっぱい味を感じるほどに塩分を含んでいますが、現場で作業を行い、汗をかきかき、水分をある程度補給した後に摂取すると、塩分を感じることなくゴクゴクいけちゃいます。
人間の身体の調整機能を実感します。
最後はこちらの空調服。
着衣にファンを取付けて、外部から空気を取り込み、体温を下げる仕組みです。
『こんな扇風機を服につけて意味あるの?』なって思っちゃいそうですが、実は大ありなんです。
人間の身体は体温が上がりすぎると汗をかいて体温調節をしますよね。
その汗が体の表面を覆って蒸発するときに気化熱によって体温を上げる仕組みです。
でも、普通の作業着を着ていると蒸発しません。
そこでこの空調服によって、汗をかいた服の内部に風を起こることで蒸発させて、体温を下げているのです。
世界のソニーを早期退職して起業した株式会社空調服の市ヶ谷さんが開発したヒット商品です。
ということで、様々な熱中症対策を講じながら、安全第一で工事を進めてまいりたいと思います。
さて、長くなりました。
伊勢原の家。工事が進んでおります。
ご紹介してまいりましょう。
こちらバルコニー側から見た写真です。
幅8m超、奥行き約1.4mの大きな庇が付きました。
3本の鉄柱で支えています。
ご覧いただくと、勾配がなくほぼフラットのように見えるのがお分かりでしょうか?
実際には雨が降った時にゆっくり流れる程度の勾配があるのですが、それもほんの少し。
これだけ大きくてフラットな庇になりますと、このような鉄製のH鋼でつくった骨組みや鉄柱をオーダーで製作して現場で組み立てます。
庇の存在を主張しすぎないフラットでスリムな庇は、スタイリッシュな印象に仕上がります。
完成が楽しみです。
無垢の床材が届きました。
こちらのチークは1階の床に採用します。
チークは強靭で、油分を多く含み、見た目に美しいという特徴をもちます。
イギリスで船をつくる材料として使ったことから、注目されるようになったそうです。
どうです?いいお色味でしょう?
この画像1枚でも質感が伝わると思います。
こちらは、表しとなる柱です。
フローリングがはまる部分に溝をつくり、
はめ込みます。
こうすれば見た目にも美しいし、ほこりやチリなどの処理もしやすいですね。
猛暑日が続くのもあともう少し。
週明けには気持ち過ごしやすくなりそうです。
工事は続きます。
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