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建築ブログ

10.15 | リフォーム・リノベーション

リノベーション工事@横浜市戸塚区

先日のブログでご紹介したガレージハウスを筆頭に、現在複数のプロジェクトの準備を進めています。

それらの工事が始まる前のこの機に、当社の事務所を拡張する工事を行うことになりました。

当社

横浜市戸塚区、踊場駅からすぐのこの地に引っ越してきてから、10数年の時が流れました。

ありがたいことに、途切れることなく工事のご依頼をお請けしてきましたので、設計図書やら写真やら模型やら、どんどん資料が増え続けます。

そろそろ収納スペースにも限界が来ました。

当社が入るこの建物は、高低差がある土地に建てられていて、この道路がちょうど2階と3階の間に位置します。

当社は2階に入っているのですが、その下の1階は90㎡ほどの賃貸住宅でした。

駅前の賃貸住宅としてはちょっと広いので、50㎡ほどの1LDKにリノベーションし、残りを当社で使用することになりました。

LDK ビフォー

退去後の賃貸部分です。

家具がないからということもありますが、賃貸住宅にしては広く見えますよね。

キッチン ビフォー

キッチンの左手に壁がありますが、リノベーション後はこの壁から向こうが当社の増床部分となります。

さて、1つの家を2つに分けるときに問題になるのは、1つしかなかった出入り口をもう一つ増やさないといけないということ。

どこにつくるかとつくるかいうと、

LD ビフォー

左手に天窓のある部分がありますね。

あのスペースを外に見立てて、手前の柱の脇を玄関にします。

要は、まずは今ある掃き出し窓から中に入り、その部分を風除室にして、さらに玄関を開けて室内に入るという作戦です。

風除室があると、屋外の冷気や熱気の流入を妨げ、屋内の室温を保つのにも有効です。

解体中

一気に解体していきます。

軽量鉄骨 組み立て中

室内の壁の骨組みになる軽量鉄骨を組み立てます。

別名LGS=ライトゲージスタットといいます。

現場では、軽量鉄骨を天井まで組む工事ということから、軽天工事という言われ方が一般的です。

キッチンになるところ

今回の賃貸住宅部分のキッチンは、新設する玄関がすぐわきに来るため独立型になります。

正面の、軽量鉄骨の間隔が広くなっている部分が出入り口です。

この写真の右側、切れている部分が新しくできる玄関になります。

 

計画中のプロジェクトが始まる前に、あふれる荷物を整理して、気持ちよくスタートできるように準備したいと思っています。

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