継続的にご紹介しております、伊勢原の家。
室内の工事をほぼ終え、残るはエクステリア関連の工事のみとなりました。
まずはウッドデッキの設置から。
雑草が生えるのを防ぐため、コンクリートを打設した上に設置します。
デッキを支える束柱を水平に保つ作業から入ります。
デッキの外側を支える束柱は、木を使います。
一方、内側はプラ束と呼ばれるプラスチック製の束柱を使います。
その理由は、完成後、外側の束柱はお庭から露出しますので、見た目に良いですね。
内側は外から見えないので、見た目は無視しても構いません。
プラ束は、一旦高さが決まってしまえば、調整するのが簡単で、施工時間を大幅に短縮できます。
腐る心配もないので大変便利です。
ウッドデッキは、イタウバ材という木を使います。
施工性がよく、油を多く含んだ材で、経年変化によりツルツルになる特性があるといわれていて、ささくれし難く、プールサイドや公園でも使用されています。
お庭から見たところ。
プラ束は見えず、見た目の印象も損なわれていませんね。
デッキの施工が終了すると、今度はそのデッキを覆う、軒天を塗装します。
こちらは玄関側ですが、濃い褐色に仕上げていきます。
見た目もそうですが、耐久性アップにつながります。
さて続きまして、フェンスを設置します。
お隣様との境界部分。左奥、お隣様の窓が見え、少々視線が気になります。
今回は、視線を遮りつつ風を取り込む木製フェンスに仕上げます。
薬剤を注入し、1mほどの深さにモルタルで固められた柱の外と内にフェンスの板を設置しています。
フェンス正面から見ると、向こう側が見えないように1㎝分の重ねしろを設けています。
視線は見えませんが風は通る設計です。
風が通った方が気持ちがいいし、フェンスの耐久性にも影響しますので。
一方で、玄関側は出入りの際に通るだけで、そこにとどまって何かをするわけではありませんので、視線は気にならず、外側に板を張っただけで仕上げました。
このフェンスは小さな子供たちが下に落ちることがないように設けたフェンスです。
こちらは壁面に設けたクライミングホールド。
大人用に比べて、かわいいサイズです。
お施主様が取り付けられました。
このホールドを伝って壁を登り、
天井にぶら下がった吊り輪に移って、向こうの壁面から下に降りる動線計画です。
下にマットを敷いて、安全を確保しながらのトライとなるようですが、普通の大人ではとてもできそうにないアスレチック遊具です。
このアスレチックスペースは吹き抜けの正面にあり、この位置にダイニングテーブルが来る予定です。
子供たちが、『見てて~!』と叫びながらトライする姿が想像できますね。
いよいよ来週、完成予定です。
詳細は建築実例にてご紹介します。
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