本日、夏至です。
今日の横浜、日の入りは19時ジャスト。
日の出が4時半前ですから、実に14時間半も太陽が出ていることになります。
冬至の昼の時間は10時間もありませんから、1.5倍近く長いことになります。
一方で、ご存知の通り、1週間前から梅雨入りし、ぐずついた天気が続いています。
雨で遅れがちな仕事を、日の長さでカバーせよ、ということでしょうか。
さて、地下車庫のある家@川崎市。
工事が進んでいます。
早速ご紹介してまいりましょう。
地下車庫壁面の配筋を終え、型枠を設置するところからです。
こちらが地下車庫を正面から見たところですが、右手に白いポール。
引いてみると、
一時停止の「止まれ」の標識。
建て替え前は、擁壁でしたので問題ありませんでしたが、これでは困ります。
最寄りの警察署に相談の上、この段階で移動させます。
まずは、コンクリートを掘り起こして、標識を取り外します。
新しいコンクリートで跡を補修します。
道路の反対側に移動が完了しました。
同時進行で型枠の設置も進みます。
この上に地下車庫の天井=1階の床となるコンクリートを打設するので、型枠を設置する前に、単管パイプと横架材で天井の型枠の支えをしっかり用意しておきます。
天井の型枠が設置されました。
そのオレンジの板の上に、緑色のポッチが見えますでしょうか?
こちらはインサートといい、このままコンクリートで固められると、天井にナットとして埋め込まれます。
そのナットに先端がフックになっているボルトを締めると、ハンモックの支えとして使えたり、サンドバックをつるしたりなど、多用途のフックとして使えます。
枠の上に、天井の骨組みとなる配筋を行い、木造住宅の土台とつなぐアンカーボルトをセットしています。
オレンジ色のコードは電気の配線です。
地下車庫部分のコンクリート打設工事が始まりました。
こちら、コンクリート打設工事の際に使用する、高周波バイブレーターという機器です。
コンクリート打設工事は、打設工事という名前にも表れていますが、生コンクリートを流し込む際に、どうしても空気が入り込みます。
そのまま固まらないように、生コンを投入しながら型枠を叩いて、空気を追い出す作業を行います。
その際に、この高周波バイブレーターを使い、生コンに振動をあたえて、脱泡を行います。
使い方はこんな感じ。
左手の職人さんが生コンを流しこみ、右手の方がバイブレーターで振動を与えています。
というわけで、天井のコンクリート打設工事が終わりました。
コンクリートが十分に固まるのを待って、木造部分の基礎工事にかかります。
基礎の立ち上がりの配筋に型枠を設置し、
コンクリートを流し込んでいきます。
その奥で、短い棒が差されているのがお判りいただけると思いますが、こちらは棒バイブといわれるバイブレーターです。
基礎の立ち上がりは、先ほどの壁ほど深さがありませんので、掃除機ほどの長さがあれば十分なのです。
こちらの方が扱いやすいですね。
コンクリートの打設工事はこれにて終了。
いよいよ、木造住居部分の工事が始まります。
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