「ガレージハウス@藤沢市」、一昨日建築実例にアップいたしました。
ここでは、これまでに触れられなかったポイントを中心にご紹介したいと思います。
まずは、建て替え前の写真から。
このアングルが全体の写真を撮るには最適なアングルです。
前面道路は広いのですが、なんせ間口が広いので、正面からだと普通のカメラでは入りきらないのです。
この最適アングルから完成画像を見ると、
このように見えます。
アールの壁面に、ガレージと広いカースペース、高級車が印象に残ると思います。
が、それ以外にも、見ていただきたいポイントがあります。
まずはこちら。
左手の壁面、20㎝の間隔で折り上げ、段差をつけています。
段差をつけることで、縦のラインに深みが出ます。
また、アールの壁面と側面の壁との接合部分が、段差をつけることで側面につながり鋭角になるので、この角度だけでなく正面からも見えにくくなります。
はっきりとつなぎ目が見えるよりも、美しく仕上がっていると思います。
向かって右側のアールも、つなぎ目が見えていませんよね。
右側の建物に引きをつくり、左側よりも奥でつながるように設計しています。
なかなか気づきにくいかもしれません。
でも、時が経つと、こういう細かな部分が、建物の魅力として効いてくると思います。
次はこちらの縁石。
この部分だけ新しいですね。
色が変わっていないところは、ビフォーのままです。
もう、お分かりかと思いますが、車高の低い車は、通常の縁石の段差だと、ボディをこすってしまうのですね。
ですので、ガレージに収容する2台の車が出入りする縁石はぎりぎりまで下げています。
さらに、玄関ポーチの階段、段差を3段で上ります。
玄関から前面道路までは約8メートル。
高低差は80㎝もありません。
通常ですと、これだけの距離があれば、スロープ状にするのですが、そうすると当然勾配が急になりますよね。
普通の車であれば全く問題ありませんが、車高が低いとバンパーの下部を擦ってしまう恐れがあります。
というわけで、アプローチの床面をなるべく平坦にしています。
こちらは、外構の衝立に用いたセラミックスクリーン。
1つを拡大すると、こんな感じ。
コンクリート打ちっぱなしの建物によく合う素材だと思います。
他のアングルの写真でも、建築実例ページで、ぜひ見てみてください。
細かい曲線がとても美しいと思います。
オンリーワンクラブとは、住宅関連資材のメーカー32社が共同で企画開発を行い、いい商品を提供し、新しい市場を開拓していこうと活動しているネットワークです。
宅内に入りまして、こちらはご紹介済みのLIXILリシェルSI.
セラミックのワークトップは、熱に強く、傷がつきにくく、汚れがしみこみにくいのが特徴です。
画像が小さいですが、見た目のカッコ良さだけでなく、機能面でも優れています。
こちらもすでに画像でご紹介していますが、TOTOのフラッグシップモデル、SYNLA(シンラ)です。
こんな風に、
たっぷりの水流と、心地よい刺激で至福の時間を過ごせます。
洗面脱衣室のこの写真も既にご紹介済ですが、ここで取り上げたいのは床材。
画像ではなかなか伝わりにくいですが、マットな風合いで見た目も足触りも心地良いタイルです。
ニッタイ工業、フォージメタル。
「フラットな面上に少し霞んだ光沢がメタリックな質感を感じさせます。美しい色合いと光沢が空間をよりコンテンポラリーに彩ります。」メーカーサイトのコピーより。
最後は、階段です。
今回は、スタイリッシュな内装にふさわしいスケルトン階段をあつらえました。
ポイントは骨組みです。
できるだけ細く仕上げてもらいました。
シャープな印象に仕上がっていると思います。
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