これまでブログでご紹介してきた、「地下室・地下車庫のある家@戸塚区」
完成、お引き渡しが近づいてまいりました。
完成した全貌は、後日「建築実例」のコーナーでご紹介するとして、
ここでは、最新の設備、ちょっとおもしろいプラン等をご紹介させていただきます。
まずはキッチンから、
「あれ?まん中にリーフの柄が・・・?光があたっているのかな?」
と思った方もの多いはず。(わたしが一瞬そう思いました)
これまで人工大理石のワークトップに、繊細なデザインを施すのは難しかったのですが、
クリナップ社が開発しました。
今、特許出願中の人工大理石成形技術なのだそうです。
クリナップ社「クリンレディ」の「アクリストーンワークトップ」の「ミストホワイト」色を
選んだ時のみに選択できるプレミアムデザインです。
続きまして、リビングダイニングと和室を区切る引き戸です。
三枚の扉を使ってその時の利用目的によって、大空間にも個室にもできる便利なツールです。
昔は、下にもレールをつくった網戸のような引き戸が主流でした。
でも、近頃は上部だけで吊るす形態が増えてきています。
でもそれだと、小さな子供がよりかかった時に「バラ~ン!」 とひらいて、危ないし壊れてしまう事もありました。
そこで登場したのがこれ
パナソニック社の「リビエ」という商品の、下のレールの役目をする、「マグネットガイドピン」です。
こんな形ですから、全開の時でもほとんど気になりません。
全開の状態からゆっくりと扉を閉めていき、「マグネットガイドピン」の上をこの扉が通ると、
「パコン!」という音とともにマグネットガイドピンが立ちあがり、「点」のレール代わりになってくれるのです。
この商品は、以前からありました。それまでピンの数が14個もあったのですが、4個にまで減ったそうです。
(3枚扉の場合)
続きまして、洗面化粧台。
これは、最新とは言えませんが、紹介させていただきます。
新築マンションの住宅設備と、一戸建ての住宅設備はかなり差がありました。
マンションの方が進んでいて、一戸建ての方がどうしてもやぼったいものが多かったのです。
その代表選手が化粧台。三面鏡付きの洗面化粧台がマンションでは当たり前だったのですが、
一戸建てにはなかなか登場しなかったのです。
「これで安心して朝の寝癖チェックができる!」という方も多かったのではないでしょうか?
続きまして、脱衣所。(場所としては化粧台と同じところです)
まずはご覧ください。
写真には写っていませんが、右手前に洗濯機置き場があります。
朝起きて、まずは洗濯機を回すというご家庭も多いですよね。
洗濯が終わった後に、一度洗濯機から衣服を出し簡単に畳んで
バルコニーで洗濯バサミ付きハンガーに取り付ける。
この作業面倒だな、と思った方も多いはず。
洗濯機から取り出して、パンパンと伸ばしながらそのまま洗濯バサミハンガーに
かけることができれば1工程省けるのに。
これを実現するために取り付けたのが「スカイクリーン」。
写真右上に見える、先に輪の付いた上から吊るされている物干し竿を支える道具です。
ここに洗濯バサミ付きハンガーをぶら下げて、
洗濯機からそのまま衣類を干せるように一つだけ取り付けてあります。
便利でしょう?
晴れの日はそのままバルコニーへ、雨や花粉が気になる時は、「干し姫さま」のある南側和室か、
ユニットバスに干します。
乾いたら、タオルと下着と部屋着は脱衣所の収納へ。(上の写真)
お風呂上りに上段の棚からバスタオルをとり、拭きおわったら下の引き出しにある下着を付け、部屋着をはおってリラックス。
うーん、素晴らしい動線計画ですね。
さて、最後になりました。
ん?ここは、2階のお手洗い?
実は収納なんです。
ん?扉が閉まっていると、どう見てもトイレに見えるって?
そうなんです。将来はトイレにリフォームできるように、向かって左下には水道管を通し、
見えませんが中央には、排水工事もできるようにしてあります。
トイレが2つあるというのは、今では当たり前ですがよく考えたら3~4人で住んでる分には
スペースがもったいないともいえます。掃除も面倒ですし。
スペースの限られるマンションでトイレが2つあるのはまれですよね。
ですから、元気なうちは1階に1つだけあれば十分。その分収納として活用しようという事になりました。
でもどうなるか分からない、数十年後への備えはバッチリしています。
地下車庫から2階までの3層構造が故、年をとったら階段が厳しくなる可能性があります。
そんな時のために、家庭用エレベーターを設置するスペースを確保してあります。
そのあたりの写真は、しばらくお待ちください。
施工事例にてご紹介いたします。
3月公開予定、乞うご期待!!
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