入梅まで2週間を切りました。
気象庁の予報では、今年の梅雨の降水量は平年並みかやや多め。
でも6~8月の平均気温は例年に比べ高くなる確率が50%とのこと。
既に、地域によっては30℃を超えているところも出ているようなので、今から熱中症には気をつけないといけないですね。
さて、前回3月末に擁壁の完成までをご報告した「地下室地下車庫のある家@港北区」。
梅雨を前に上棟まで進行しております。
早速ご紹介してまいりましょう。
前回までに終えていた、地下の基礎配筋にコンクリートを打設しています。
中央部分に比べ、板で囲われている部分が高くなっています。
基礎の梁です。
下から上までは約4mあります。
かなりの高さですね。
この段階で、着工前の様子を思い出しておきましょう。
こちら
うーん、なかなかの高さがありますね。
この写真、雨模様ですが、雨の中、傘を差しながら右手の階段を上り下りするのはちょっと憂鬱ですよね。
今回の工事で、玄関と地下車庫が地下でつながり、室内階段を使って、リビングや各居室に行けるようになります。
でも、室内階段だけだと、何かと不便なこともありますので、外階段も確保しておきます。
さて、現場に戻りまして、地下の壁に配筋を行う前に、断熱材を設置しています。
配筋工事に入りました。
配筋と配筋を縦につなぐ、圧接工事を行っています。
職人さんが工事している背面は白い断熱材が見えているのに対し、配筋の束の左側は矢板が見えていて、断熱材がありません。
この場所は、ちょうど内側と外側を仕切る柱なので、このように分かれています。
壁面の配筋と圧接はほぼ終了。
玄関と地下車庫を仕切るコンクリートの壁の配筋と、天井部分の配筋を終えるとこんな感じになります。
止まっているトラックの後ろ側、カラーコーンで保護しているところに、なにやらコンクリートの塊と配筋が残っていますよね?
これは、古家の一部です。
当然ながら忘れているわけではなく、あえて残しています。
建て替え前は道路との境界ギリギリまで建物がありましたが、今回は境界から2mほど引きをつくって地下車庫をつくります。
その地下車庫をつくるための型枠を支えるサポートを留め置くために、地面にフックを設置するのですが、この旧建物の一部があればそのフックの代わりになります。
当然ですが、その工事が終わればお役御免、撤去して仕上げます。
型枠内部はこんな感じ。
こちらは玄関部分ですがご覧のように単管パイプでがっちりと固められています。
それだけ生コンクリートは重く、圧が凄いのです。
こちら上から見たところ。
正面の型枠の立ち上がりは、テラスの手すり部分です。
敷地奥から道路側を見たところです。
いよいよ生コンクリートの打設工事が始まりました。
テラスの手すりの型枠を斜めに支えているのがサポートです。
コンクリートの打設工事が終了しました。
こう見ると簡単そうに見えますが、日陰が伸びていることからもお分かりいただけるように、型枠をたたいたり、バイブレーターを使うなどしながら、空気が入らないように、じっくり時間をかけて丁寧に行っています。
地下のコンクリートがある程度固まりましたので、今度は1-2階が載る基礎の立ち上がりをつくります。
上棟に向けて、基礎の立ち上がり部分と、外壁を覆う型枠を撤去します。
地下内部の型枠はもうしばらくそのまま。
ようやく木造の工事に入りました。
手前側に見えているコンクリートがテラス、道路側から奥を見ています。
土台と大引きの空間に断熱材をはめ込み、
構造用合板で床をつくります。
左手前の床がないところは階段室です。
一気に上棟へ!
こちらは2階の居室から屋根を見上げたところ。
正面の斜めに設置されている筋交い、この段階では仮のものです。
写真でのご紹介はここまでですが、この後、手前に見えているルーフィング(防水シート)で覆い、屋根を葺いて上棟完了です。
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