先日、完成間近に迫った地下室地下車庫のある家@川崎市宮前区の撮影に行ってまいりました。
残念ながら、午前中は戻り梅雨の土砂降りの中での撮影となりました。
お昼前に雨が上がって、撮影した状態がこちら。
玄関とガレージ内部で行き来できるのはもちろん、玄関脇には外階段も設け、上り下りを室内階段と使い分ける動線です。
さて、この写真、いつもの外観写真とは決定的な違いがあります。
通常の完成写真はこちら。
どちらも地下部分がRC造、1‐2階部分が木造の混構造です。
何が違うかというと、コンクリート部分の表情が全然違うのです。
今回完成間近の住宅は、直近の天候不順もあり、RC造部分の塗装が終わっていません。
いわばすっぴんの状態。
比べて後者の写真は、しっかりお化粧が済んだ状態というわけです。
型枠が取れたそのままのいわば、コンクリート打ちっぱなしの状態ですと、雨の跡がしっかりつきますし、汚れも付着しやすい。
だから、仕上げの塗装は外観の美観をキープし、防水性を高めるために絶対に必要なのです。
今回のお住まいは、太陽光発電を搭載し、余った電気を蓄電池に溜めて雨の日や停電時にも活用できるシステムを組み込んでいます。
こちらは蓄電池=スマートスターのリモコンです。
一般的な蓄電池は、停電時、家の一部の電気が使えなかったり、エアコンやIHなど200Vの電気機器は使えないものも多いのですが、こちらのスマートスターLは使用できるのが特長です。
計画時には、現在のようなエネルギー価格の高騰はまだ発生していませんでした。
先見の明がありましたね。
こちらはドイツ生まれの蓄熱暖房機。
北欧で約50年、蓄熱暖房機を供給しているスティーベル社の商品です。
輻射熱で家全体を暖める優れもの。
8時間の運転で24時間家の中を暖めるそうです。
こちらももちろん、火を燃やさない電化製品です。
こちらは今回採用されたTOTOのフラッグシップモデル、シンラです。
ネーミングの由来は、森羅万象であり、シンボルであり、シンフォニー(調和)を掛け合わせたもの。
お風呂にあるすべてのものを兼ね備えた万有の存在、という意味が込められているそう。
このシンラの特長はなんといっても、肩楽湯と腰楽湯。
肩と腰の部分からジェットが噴出します。
カタログの画像を借りると、こんな感じ。
さて、こちらもあるメーカーのフラッグシップモデルをよって撮ったところ。
当社がこれまでに手掛けさせていただいた家づくりでも、何度か採用しています。
はい、セラミックトップのシステムキッチン、LIXILのリシェルSIです。
リシェルSIのセラミックトップカウンターと言えば、このグレーを目にすることが多いのですが、今回はホワイトをチョイスされました。
全貌は完成写真にてご覧いただきましょう。
最後はこちら。
ご家族様それぞれがお休みになる寝室のフロア。
夜にはあかりが欲しいけど、ダウンライトでは眩しすぎますよね。
そんな時に便利なのが足元灯。
光の欲しいところに、必要なだけの明かりが灯ります。
真夜中、真っ暗になりがちな寝室の廊下には、最適なアイテムですね。
詳細は近く建築実例にてご紹介いたします。
お楽しみに!
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