来週12/28(水)より1/4(水)まで、年末年始休暇をいただきます。
お客様にはご迷惑をおかけする場合があるかもしれませんが、何卒ご容赦くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
お休みの間にいただきましたお問い合わせにつきましては1月5日以降、順次対応させていただきます。
ご不便をお掛けして申し訳ございません。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
新型コロナウイルスによる生活、行動、考え方への影響が出始めてから、丸三年が経とうとしています。
当初よりは、過剰に意識することがなくなった感はあるものの、影響は残っています。
住宅市場では、交通の便を優先したマンションから、ちょっと便が悪くても広い戸建てへ、という流れが続いているようです。
たとえば、東京都のテレワーク実施率。徐々に減少してはいるものの、先月も52.3%と、まだまだ高止まりと言った感じです。
今年4月にスウモが発表した、『住宅購入・建築検討者』調査でも、新居で解決したい課題という項目で、「最寄り駅から遠い」「生活環境が不便」「通勤・通学時間が長い」などが減少し、マンション(共同住宅)の購入を希望する方が、コロナ前の2019年に比べて減っているそうです。
そんな状況から、ブログの一覧画像でご紹介した「戸建て販売、コロナ特需一巡 首都圏も価格上昇が冷や水」の中で、首都圏で建売住宅を販売している東栄住宅の社長さんのコメントが紹介されてました。
「これまで都心のマンションを買っていたパワーカップル(世帯年収1000万円以上の共働き夫婦)が、少し郊外の戸建てを買うようになった。コロナ後は夫婦だけの購買客が約3割を占める」
モノの値段が上がったのに加え、戸建て人気の高まりから価格が上がり、消費者の購入意欲に冷や水を浴びせているという記事でした。
これまで、「家族が増えたから」という理由で一戸建てを持つというのが、刷り込まれた常識でしたが、そういうことでもなくなってきているようです。
当社の建築相談室に見えられるお客様にも、都心のマンションを売却して、横浜市内で地下室地下車庫のある家を建てたい、というご要望をもつ方が少なからずいらっしゃいます。
ここ数年、特に都心のマンションは、購入した時よりも価格が上昇した物件が多いため、売却益を自己資金に充てると、好条件でのお建て替えが可能となる場合も少なくありません。
そんな中、昨日、日本銀行が長期金利の変動許容幅を0.25%から、0.5%に拡大しました。
黒田総裁は、「利上げではない」としていますが、いきなり円高に振れ、今後の利上げを予想する展開になっているようです。
ここで気になるのは、住宅ローン金利の先高感。
先の、都心のマンションから郊外の戸建てへ買い替えを考えている方にとって、買い先の戸建ての金額が上昇しても、ご自宅も価格が上がっているはずなので、それは「いってこい」の話とも思えます。
しかし、住宅ローンの金利が上がると、影響は少なくありません。
ご自分が住宅ローンを使って購入する際の支払い額が増えるのは、感覚的にもすぐに想像がつくと思います。
しかし、買い替えの場合は、それだけにとどまらず、金利が上がるとご自宅の売却にも影響が出ます。
不動産の価格は時価ですので、金利が上がり総支払い額が増えれば、売却価格が下がる可能性があります。
「今の相場ならこれくらいで売れるだろう」と思って、住み替え先の購入を先行し、売却を後回しにして、その間に住宅ローン金利が上がると、資金計画が大幅に狂うことがあるので、注意が必要です。
もし、都心のマンションから、郊外の戸建てへの住み替えをお考えでしたら、そのあたりのこともケアして進められることをおすすめいたします。
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