建築ブログ

外観（模型）

『あれ？模型？』

という声が聞こえてそうなのですが、なんせ撮影当日は、大雪でございました。

今回の物件は限られた敷地面積の中で、いかに有効面積を確保し、

太陽の光を取り込み、2階リビングや、3階の居室からの眺望を確保するか。

また、近くを流れる鶴見川の支流。

過去に氾濫したこともあるこの川になにかあっても、不安のない建物を建てること。

このあたりが、今回のテーマでした。

だから、構造が強靭で、設計の自由度が高いコンクリート住宅にされたのです。

残念ながら撮影の環境に恵まれなかったこともあり、模型の外観で皆様にはご覧頂きます。

さて、狭小地で活躍するのが、中折れ戸。

実例ページでもご紹介しましたが、ここではよくわかりやすく拡大してご紹介します。

中折れ戸拡大

赤い丸をした部分が、折れている部分ですね。

内側に折りたたんで開いてくれるので、扉を開けた時に、廊下をに歩いている人にぶつかりにくく、

入るときにも、開いた扉をよけずに入ることができるのです。

とても画期的で便利な扉だなあ～、と感心していましたが、よくよく考えてみれば、お風呂にもありましたね。

ポリカーボネイトでつくられた中折れ戸。

トイレ用の中折れ戸は、レールが複雑に動くので実際には違いますけどね。

住宅設備も日々進化しています。